３０日目.ワガママ ページ31
先生との歪な生活が始まって２週間が過ぎようとしていた
アレから私の自由も最初に比べたらマシになった
先生が居る時なら普通の生活となんら変わらない行動が許された
と言ってもトイレや入浴ぐらいしか行動しないけど
暇潰しにでもテレビを進められたけど、乗り気になれないから基本窓から空を見上げたり掃除をしたりしていた
「しょ…太さんッ！」
「いい加減、慣れろよ」
「これでも頑張ってるんです！」
「はいはい。それでどうした？」
「お願いがあるんですが！」
トイレから戻り私は決意を固め口を開いた
予定通りちゃんと来れば来週の半ばには恐らく来るだろうアレ
正直、こんな頼みを男の人に頼みたくない
でも１人で外になんて出してもらえない
ならば答えは一つ
「日曜日…少しだけでも良いので外に一緒に行きたいなぁーって…ダ「駄目だ」
「自分の今の立場分かってんのか？」
「…分かってますけど一時間だけでも！…買いたいモノがあって」
「言え…用意してやるから」
「っ！男の人には頼みづらいことだって女にはあるんですっ！！」
仕事をしていた手は止まり、覇気のある睨みが私を捉えたけど私も引けない！
どっちの意味でも女としてのプライドが邪魔をする
確かにこの生活で緩みは出来た…でも理解しているからこそ一緒に出かけよう！と提案しているんだ
「お前…俺だから安心してんのか？」
「そう言うワケじゃ！」
「はぁ…少し自由にし過ぎたな」
「ッー！ぁ、待って…ッ！いや、せんせ、話ッ！」
先生の声色が変わったと気づいた時には本当に遅かった
手首を掴まれ引きずられる用に" あの "部屋に押し込まれた
「暫くそこで自分の立場を思い出せ」
ドアを閉められ暗い部屋の中で１人
話なんてまともに取り合ってもらえず強制終了
先生は何を心配してるの？
そんな気持ちも過ったが、一方的な終わり方に納得なんて出来るハズもない
此処で折れる訳にはいかない
今回だけはッ！
「…ッ！先生のバカッ！一方的に終わらせて…、少しは私の話も聞けよっ！！」
バンッ！！
ﾋﾞｯｸ！「な、なんですかっ？わ私は、本当のーーﾋｯ！」
「あんまりワガママを言うじゃねぇぞ」
「ーーッ！…ぃ、や…っだ！せん…ッいやぁあッ！！」
ズガズガと入ってきた先生の迫力に怖じ気づき後ろに下がったが直ぐに行き止まりになった
逃げようとしても服を捕まれそのまま薄いベッドに叩きつけられた
痛みに耐え眼を開けば、私の嫌いなオトコの先生がそこにいた
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棗(プロフ) - だだんだんだだんさん» ただの此方のミスです。申し訳ありません。ご指摘の方ありがとうございました (2017年5月20日 19時) (
レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
だだんだんだだん - 公式だと普通科はC.D.E組だと思うのですがA組なのはわざとですか？ (2017年5月12日 19時) (レス) id: c514567c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2016年9月17日 12時
