インキュバスにお任せ♡ ページ9
「あはっ♡…それで俺を呼んだんだぁ…」
明るい亜麻色の髪のチャラそうな男がニヤニヤと笑っている。
「アルフィオ…貴様だけは呼びたくなかった…」
「はいはい♡俺も会いたかったよ❤︎ちゅっちゅっ」
「ぎゃっ!やめろスキンシップ馬鹿!」
見目麗しくへそ出しセクシーな格好で少しタレ目なのが特徴的だ。
「それでぇ…くだんの件は彼女かな?」
アルフィオと呼ばれた男は振り返る。
「…既に夢魔がログインしてるみたいだけど…」
すやすやと眠る銀髪の美形。
「なにこれ?喧嘩売ってる?」
怒り心頭でアルフィオが振り返る。
「いや…分かっているが…仕方なかったんだ…ナイトメアの性質は知ってるだろう…」
※ナイトメアとインキュバスは仲が悪い。性質が似ているのもあるがどちらも夢に入れるので争奪戦になり挙句の果てには戦争が起きる。
「…ふうむ…どうにかして記憶を見るのをやめさせたいと」
「…いやそこまでは言ってな…な、なんでわか」
「しーっ…ヴィクター…君の事はなんでもお見通しだよ?♡」
アルフィオはにこっと笑った。
「…わかったよ…癪だけど入ってあげる…その代わり長くは無理だよ、彼女の負担は2倍になるんだからね…」
アルフィオがそっとAに近ずく。
「…?何で自分を縛るの?プレイ?」
「飛びかかるのを防ぐためだ。ありがたく思え」
「あーうん…ツッコまないでおくよ…」
アルフィオはそっと一瞬Aにキスをして、夢の中に入った。
In a dream→←Handgun victim〈拳銃の犠牲者〉
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作者名:フェンタニル | 作成日時:2020年11月29日 16時