LETS tea party!… ページ22
「わ〜ぁんジェン・ドゥの高級マカロンじゃん!俺これ大好きー♡幸せ♡」
「…ッシャ」
「聞こえてるよ?ヴィクター」
思わず機嫌を直すことに成功したのでヴィクターのガッツが入ってしまった。
「ヴィクターは、フィオには頭が上がらないの?」
「A様…貴方はいつも直球ですね…そんな所が好きです…」
「…良いんだ…ま、いいけど…Aちゃん、聞きたいことないかな?」
「アル、お前と言えど許さないぞ」
銀色のナイフがフィオの喉元に向けられた。
「僕が知ってることだけ教えてあげるの。止めたかったから足でも蹴れば?」
「…チッ……」
「やめとけ蹴ったら死ぬぞ」
3人の中でだけ共通認識があるみたい。
ギラスを見るとギラスは片眉を上げて答えてくれた。
「…フィオは足癖が悪ぃ…それこそ天才的にな」
答えになっていない。
「…アルは足使いが悪い方向に天才的に上手いんですよ…僕らは勝てた試しがありません…蹴る前に避けられる所か転ばされて頭を打ちます」
なるほどつまり譲歩と見せかけて決定事項も同然と言う圧力か。
「…サッカー、、、しない?」
「正気ですかA様」
「CHALLENGER…(チャレンジャー)」
ギラスが動揺するレベル。
この子…相当上手いのね…?
「Aちゃんとサッカーかぁ…楽しそう♡」
「やめてくれ胃が痛い」
ヴィクターが頭を抑えた。
「それで?何から聞きたいの?」
そうだな…
「…ギラスも幼なじみなの?」
ギラスは腕を組んだまま黙っている。
「そうだよ。俺たち3人一緒の学校だったの♡」
「馴れ初め教えて」
「いいよ♡…あれはヴィクターが女の子を振った帰り道…」
ヴィクターはものすごい顔でフィオを睨んでいる。
「僕らは3人、出会ったんだ♡」
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:フェンタニル | 作成日時:2020年11月29日 16時