四章:調略する者達〜テンペストとルべリオス〜 ページ31
数時間後。
セナ「た、ただいま戻りました・・・。」
リムル「お?お前だけ帰ってきたのか?」
セナ「ええ。先程ディアブロ様に報告して来いと命令されまして・・・。ついでに、仕事がなくなったから待機してろ、ということらしいですね・・・。」
リムル「おぅ・・・まあいい。報告はあとで聞くとして。今からヒナタたちと宴会なんだ!」
セナ「え、ちょ、何言ってるか分かんない。」
どうやら誤解が解けたそうだ。
ルミナス「おお、最古の眷属ではないか。リムルの配下ということはネームドとなったのか?」
リムル「最古の・・・?」
そこには吸血鬼の女王、ルミナス=バレンタインがいた。
セナ「ルミナス嬢、お久しぶりです。以前お会いしましたのは一千年前でしょうか?」
ついでに私の名前はセナですよ、と付け加える。
ルミナス「うむうむ。お主が何者かに召喚されてカリュブディスの封印を勇者と手伝った時に、妾と喧嘩をしたものよな。」
隣から誰かが絶句する声がした。
多分、リムル様だな・・・。
うん。いや、その・・・。
リムル「お前、ちょっと待って・・・お前、セナってルミナスと知り合いなの!?」
セナ「え、ああ、はい。」
ルミナス「数少ない、妾の負けた戦闘であったわ。何なら、今ここで雌雄を決するか?」
セナ「お断りします!!」
リムル(ルミナスが負けた・・・?セナって思った以上にヤバいのかも・・・。)
思わぬところでカミングアウト。
その後、ルミナスとヴェルドラ様に酒をすすめられて結局、宴会が終わるまで酒豪ぶりを発揮する羽目になったのだった・・・。
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アギト - 。さん» 外しました。作成時に消し忘れてました。ありがとうございます。よろしければ小説見てってくださいねー。 (2020年2月14日 18時) (レス) id: da35e89561 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月14日 16時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幻想作家 | 作成日時:2020年2月14日 16時