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四章:調略する者たち〜緊急事態〜 ページ23

そしてしばらくがたった。
ある日、仕事をしていた私たちに思わぬ不幸が襲う。
山ほどある書類を処理していた時。
突然上司が青ざめて立ち上がった。
ディアブロ「!」
セナ「どうしました!?」
ディアブロ「・・・レイヒムが死んだ。」
セナ「!!」
上司のユニークスキルは「誘惑者(オトスモノ)」といい、心が折れた対象者の魂を掌握できるという。つまりは対象者が敵意を抱いた瞬間、上司に筒抜けとなるのだ。
そして対象者が死んだ場合、魂は上司が奪うことができる。
つまり。
セナ「・・・事故ですか、他殺ですか・・・?」
少し前の会議でリムル様が「口封じに会ったりしないよな。」と言っていたのを思い出した。
ディアブロ「・・・殺された可能性が高い。」
セナ「・・・。」
その時、怒りをぶつけるように上司が言った。
ディアブロ「何故、こうなる可能性を検討しなかった・・・!」
セナ「・・・申し訳ありません。」
誤ると、上司は気まずそうに目線をそらした。
ディアブロ「・・・チッ・・・すいませんね。八つ当たりをして。別に謝らなくてもいいですよ・・・。」
セナ「・・・。」
彼からすれば、他者への八つ当たりほど嫌なものはない。
かなり心が乱れている証拠だった。
しばらく沈黙した後、上司が命令する。
ディアブロ「セナ、今すぐファルムスの様子を調べてきなさい!」
セナ「はい!!」
空間転移を駆使してすぐ移動した。
そして数時間後。
セナ『現在ファルムスは三万の軍勢に一万の援軍をかき集めています。「悪魔の討伐」が目的のようです・・・。』
ディアブロ『・・・・・チッ。』
舌打ちをしていた。かなりムカついている。
その瞬間、思念が焦りと恐怖をはらんだ。
初めてだな・・・これは・・・。
ディアブロ『私はリムル様に報告してきます。貴方はすぐ戻ってきなさい。』
セナ『はい。』

四章:調略する者たち〜上司の考え〜→←四章:調略する者たち〜主の帰還〜



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アギト - 。さん» 外しました。作成時に消し忘れてました。ありがとうございます。よろしければ小説見てってくださいねー。 (2020年2月14日 18時) (レス) id: da35e89561 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月14日 16時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幻想作家 | 作成日時:2020年2月14日 16時

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