【転生したらスライムだった件】双つの黒

三章：人魔会談〜会議本番〜 ページ17

その後ヴェルドラ様登場で会議が停止したりしたが、何とか本番へこぎつけた。
最初はリムル様のお話だ。
リムル様が異世界転生者であること、今まであったこと、異世界人ヒナタ・サカグチのこと・・・。
思念伝達で見させてもらったが、彼女はやばい。
少なくとも聖人に覚醒しているのではと思う。
霊子崩壊(ディスインテグレーション)とか、ふざけてるだろ。
神聖魔法、要注意である。
そして会議は進み、ファルムス軍大虐殺の件は筋書きを変えることになった。
リムル様は覚醒していないが魔王を名乗りヨウムと協力。
各国は成り行きを知らない。
そしてファルムスと魔国連邦(テンペスト)は激戦し、その時流れた血によって暴風竜が復活。
それをリムル様が説き伏せた、と。
これなら軍勢が消えたところも人間たちは暴風竜と結びつけてしまうだろう。
だって、信じやすい話しか信じないもん。人間ってバカだし。
しかもどさくさでヨウムたちがガゼルの後ろ盾を得たり、大国サリオンがテンペストと国交を結んだり・・・。
なにはともあれ最高の結果で会議は終了した。
・・・私とディアブロ様がファルムスの国盗りをする羽目になったがな。

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