Prologue ページ2
NOside
悪魔のいる冥界と呼ばれるところにて。
黒髪の青年のような悪魔が歩いていた。
彼は
故に”
ノワール「・・・はぁ。雑魚ばかりですね。何か面白いことはないものか・・・。」
唯一引き分けた赤は現世にいた。
青と緑は赤に従っていた。
黄と紫と白は毎回争っていた。
黒だけが独りだった。
役に立たない下僕も、つまらない雑魚もいらないから。
それが少し残念だったのだ。
その時、爆発音がして思わず振り返る。
魔力感知で認識した数キロ先には、一人の悪魔が蹂躙をしていた。
興味を持ちそこへ向かう。
黒い軍服を見た、見た目15歳ほどの少女。
つまらなそうな顔で死体の山を作っていた。
見たところ、黒と戦っても遜色なさそうな強さ。
ノワール「クフフフフ。暇そうですね。少し私と遊びませんか？」
夢主「・・・いいですよ。」
容赦なくファイヤーボールが飛ぶが、女悪魔は刀であっさり薙ぎ払う。
そのまま炎を纏わせ一瞬で近づき斬撃を放つ女悪魔。
武器と魔法を駆使したおかげで周囲は焼け野原のように荒れた。
両者とも、実は楽しんでいた。
そんなわけで戦いは予想以上に長く続いたのだ。
つまり女悪魔は原初たるノワールと長時間乱取りが続いたことになる。
核撃魔法を当てても薙ぎ払って自分の攻撃に利用する。
そしてその学習能力。
すぐ攻撃の癖や軌道を覚えて先回りする。
そんな激しい戦いが続いたのだ。
戦いが終わるころには女悪魔はボロボロになっていた。
勝利したノワールも片腕を斬られ、かすり傷や切り傷もできていた。
その異常さに驚きつつ、一つの可能性に当たるノワール。
ノワール「・・・真坂、貴女は『最古の眷属』と呼ばれているのでは？」
夢主「・・・その通りです。」
その誇り高い、二色に輝く目を見て、ノワールは彼女を配下にしようと決めた。
ノワール「・・・クフフフフ。ここまで乱取りが続いたのは久しぶりでしたよ。あなた、私の配下になりませんか？」
それを聞いて女悪魔は驚く。だが同時に結論を出す。
選択肢は一つだけ。
夢主「喜んで。」
一章：黒と仮面〜最悪たる悪魔の召喚〜→←設定（ちょっと書き換えました）
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アギト - 。さん» 外しました。作成時に消し忘れてました。ありがとうございます。よろしければ小説見てってくださいねー。 (2020年2月14日 18時) (
レス) id: da35e89561 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月14日 16時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幻想作家 | 作成日時：2020年2月14日 16時
