JUMPに最強男子登場 (ページ6)

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4話ページ6

施設のみんなにはちゃんと幸せになって欲しい

俺みたいな奴にはならせたくない

そんな時

磨羯「はるま！お客様だよ！」

「客？俺に？？」

ネクタイを締めながら玄関に向かう

そこには知らないおじさんがいた

「俺に用でも」

？「少し聞きたいことがあってね」

「はぁ」

？「昨日公園で男に缶を投げつけただろ？」

缶……

「そう言えば…投げつけたかも…それが？」

？「投げつけ相手はme達にとっては大切なタレントでね。

顔に傷が出来てしまったんだよ

タレントにとって顔に傷はとっても致命的で雑誌やテレビ、ドラマや映画に影響があるんですよ。

なので、賠償金を請求しに来た」

磨羯「なっ、賠償金！？」

「ま、マジかよ…い、、いくらなんだ」

？「怪我が治るまでに1週間ほどは時間がいる。それに今忙しい時期でね。1回の休みで結構なお金が移動するわけだよ。

だから、そーだな70万円かな」

「な、ななじゅうまん！？」

お、俺聞いたことないぞ70万とか

どんくらいだ？

70万ってどんくらいの厚さなんだ！？

磨羯「この度は本当にすみませんでした！」

いきなり頭を下げて謝った翔さん

「はっ！？なんで頭下げてんだよ！」

磨羯「僕は君になんと言った…人を傷つけるなとあれほど言ったじゃないかっ…」

「だけどっ！」

磨羯「だけどじゃないっ！！

君はみんなと違うんだ…」

ズキン

息が吸えない

息苦しい

あぁ。やっぱり俺は人とは違う

「はは、翔さんもそう思ってたんだ

俺はみんなと違う…やっぱり俺はバケモノか」

磨羯「はっ、ち、違う！！

そうじゃない！！」

「でも、そんなことで翔さんを裏切る俺じゃない。

おいじいさん、70万なんてここに払える金はない。

子供たちがいんだよ。

そいつらに食わして行くだけでここは精一杯だ。

だから、」

俺は頭を下げた

人に頭を下げたことなんてない

初めてだった

「どうか、見逃してくれませんか」

磨羯「っ…はるま」

？「顔を上げなさい」

「じゃあ、！」

？「許すとでも思うのか？」

「なっ！？」

？「言っただろう。こっちは1週間で大きなお金が動くと

頭を下げられただけで済むとでも思うのかい？」