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18話 死神の目 ページ18

鬼薔薇「Aちゃん、アキト君を見付けたよ」

「ぇ、どこに?見えないんだけど…」

鬼薔薇「坊君、その死神はAちゃんの死神だよ。返してあげな」

坊「せっかく使える死神を手に入れたのにそんなあっさり返しては勿体ないですよ」

「…坊君がアキト君を?お願い、返して」

あたしは、まっすぐ坊を見て言った

坊「嫌です」

「どうして?」

坊「どうしてもです」

そう言うと坊は走って逃げ出した

「あっ…!」

鬼薔薇「……今日の所はしょうがない。また会ったときに取り返せばいいよ」

「……………」

あたしにアキトがいないなんて

どうやって生きていけって言うの?

面倒だけど可愛いアキト君

綺麗な顔のアキト君

あたしの事を好きだと言ってくれたアキト君

「……………………」

鬼薔薇「……」

鬼薔薇様の手があたしの頭を撫でる

優しい鬼薔薇様

鬼薔薇「大丈夫だよ。僕が必ず取り返してあげるから」

「ねぇ鬼薔薇…?」

鬼薔薇「なんだい?」

「鬼薔薇は死神の力持ってるんでしょう?だったら、死神の目の契約できる?」

鬼薔薇「出来るよ…でも…」

困ったような顔をする

「お願い、契約して!」

鬼薔薇「ダメだよ、死神の目の契約をすると代償として寿命が半分になるんだ」

「それでもいいの」

鬼薔薇様を見つめる

鬼薔薇「…僕は契約しないよ」

「どうして?寿命が半分になってもいい。死神の目が欲しいの」

鬼薔薇「……もう行こう」

鬼薔薇様があたしの手を掴んで歩き出す

「嫌!契約してくれるまで帰らない!」

あたしは初めて鬼薔薇様に反抗的な態度を取った

鬼薔薇「いや、ここからは離れた方が良い」

「…なんで?」

鬼薔薇「悪い気が寄ってきてる。急ごう」

「うん…」

あたしには、鬼薔薇様の言っている悪い気も、他人の死神もノートに触れない限り見えない

「鬼薔薇様、どこ行くの?」

鬼薔薇「秘密」

あたしがは、鬼薔薇に大人しく付いていった

19話 困惑→←17話 代わり



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狂姫(プロフ) - MINORIさん» コメントありがとうございます\(^o^)/嬉しいです!(`;ω;´) (2022年10月26日 0時) (レス) id: 13052b3de7 (このIDを非表示/違反報告)
MINORI(プロフ) - 読んでみました!続きが気になります…!三角関係的なのがおもしろいです! (2022年10月25日 23時) (レス) @page16 id: d1ddcbe9ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狂姫 | 作成日時:2022年7月2日 0時

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