三日月 484話 ページ30
赤司side
赤｢俺の負けか。｣
ぼそっと独り言を呟いたがその声は2人を探す声に掻き消される。まぁそっちの方が都合がいい、と言ったらいいのかな。
ﾒｸﾞ｢え、見つかった!?｣
緑｢あぁ、あそこで寝ているのだよ。｣
見つけたことを伝えると大げさに息を吐き｢ひとまず良かった。｣と胸をなで下ろす彼ら。
赤｢気持ちよさそうに寝ているし、そっとしてあげてはダメかい？｣
虹｢駄目だ。｣
｢｢!?｣｣
…いつの間に。近付いてくる気配がなかった…？いや、感じ取れないほど俺が考え込みすぎていたのか…？
虹村先輩は昨夜の悪夢のような告白の時と似たようないつもよりさらに険しい顔。
緊急連絡でもあるのか？
浅｢おや、虹村くん。どうかしたかな？｣
虹｢ちょっとA借りてきます。いいっすよね。｣
浅｢お仕事かい、仕方が無いね。｣
軽くうなづくと寝ている2人にお構い無しにドアを開けて入って行く虹村先輩。
すごい勢いで窓を閉めて2人の頭を叩いて起こす虹村先輩。
全く…本当に面倒見のいい自慢の先輩だ。
できることならいつまでも自分の先輩でいて欲しかった。月音は惜しい人材が集まってて羨ましい限りだ。
貴｢いった…ちょっと修兄痛いんだけど!?｣
ｶﾙﾏ｢ちょっと本気出しすぎだっつって…｣
虹｢呑気に窓開けてるからだろ!!いつ侵入されるかわかんねぇんだぞ!!ただでさえ警戒しなきゃいけねぇのによ!!｣
緑｢その原因は俺達ですか。｣
虹｢ああそうだよ。ってなんだお前らいたのか。｣
赤｢いろいろありまして。｣
虹｢そうか、まぁ茶番はここまでだA。じじい共から緊急連絡、"あの件"の事が早々にバレただろうな。｣
一気に辺りの空気が冷たくなる。頬を刺すような静けさ、爪先から伝わる殺気、とても日常で感じることの無い感覚。
貴｢…わかった、すぐいく。｣
寝起き故か赤羽に支えられて起き上がってそれからはツカツカとこちらへ向かってくるA。
｢ごめんね…｣
赤｢ん？…気のせいか。｣
耳元で微かに聞こえた誰かが謝る声。
聞き覚えがあるその声…Aなのか？
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極・吹雪姫 - 雪花＞ミューゼス＞・・・あのねぇコントみてる気分よ (2019年5月7日 21時) (
レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 雪華さん» いえ！クズです！全世界が指をさして断言するほどクズです！ (2018年11月17日 17時) (レス) id: 82a8b6a16d (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - あ、あの神ですか？そうですよね！異論は認m（殴 (2018年9月23日 14時) (レス) id: b92e418be9 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - リゃーさん» はい！後々書く予定ですのでお待ちください！これからもご愛読よろしくお願いします！ (2018年8月18日 11時) (レス) id: 82a8b6a16d (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - リゃーさん» お返事遅れてすみません！更新頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします！ (2018年8月18日 11時) (レス) id: 82a8b6a16d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミューゼス | 作成日時：2018年3月10日 22時
