ロッキンクールガールがまさかの大海原に！？【番外編2】

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Side Kyoka


暗い…動けない…誰か,話してる…?誰なの?此処は何処なの…



痛い,痛い痛い痛い痛い痛いイタいイタイ!!!!



早く,早く此処から…出なきゃ,出なきゃ!!


「産まれた!!奥さん,元気な女の子ですよ!!」

………????え???

「はぁ…はぁ…良かった,やっと産まれてくれたのね…初めまして,貴女のお母さんよ」

えっ?おかあさん?オカアサン?


「おぎゃあ!!おぎゃあ!!?」(ウソ!!マジで!!?)

この時の,ウチの二回目の人生での第一声が,これであった…死にたい…


拝啓,前世のお母さんとお父さん
あの黒歴史である日から,早くも3年が経ちました｡←早すぎるとかのツッコミはなしで…

ウチが二度目の人生を歩む事となった時代,と言うか,世界?を初めて知った時の驚きを,今でも鮮明に思い出せます｡

なんてったって,母さん達も(勿論自分も)よく盛り上がっていた,あの某有名なアニメ__そう,ウチは今,ワンピースの世界に来たのであります｡(白目)

いや,まぁ嬉しいよ?こんなウチでも,ワンピースの大ファンでもあるしね?

でも,まさか…あの,死の外科医として有名な,彼の姉として産まれるとは…思わなんだよ…

「アリシア?どうかしたの?」

「んにゃ,にゃいにゃいよ!」ﾆﾊﾟｧ

この,すんごい優しそうな顔してる美人さんが,今世のウチの母さんである｡父さんは,仕事で忙しいから,余り家には居ない｡

それと,この喋り方は自動的にこうなってるだけであってね?決してウチがやってる訳では無い｡断じて!違うから!!←必死


其れからまたまた6年後…

詰り,今のウチの年齢は九歳である｡そんな時,ウチの"弟"が産まれようとしてる｡

「アリシア!!産まれたぞ!!お前の新しい兄弟だぞ!」

扉から,勢いよく出て来た父さん｡凄く幸せそうな顔してる｡

「本当に!?ウチの弟!!」

前世では,一人っ子だったから兄弟が産まれるのはとても嬉しい事である｡

その日からウチは,弟であるローの世話をした｡と言うより,自分から率先して行ったの間違いかな?まぁ,どっちでもいいけども｡

3→←○○の姉に転生!?外科医編

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