ロッキンクールガールがまさかの大海原に！？【番外編2】

家出!?2 ページ25

Noside


耳「ベイ姉…実は､なんと言いますかぁ…サッチ兄居るじゃんか?」

ﾍﾞｲ「えぇ､サッチ隊長でしょ?隊長がどうしたのよ｡」

ベイの問い掛けに､とても言いづらそうに口をモゴモゴさせながらも､やっと決心が着いたのか､次の言葉を発した｡

耳「サッチ兄にさ…



告白を受けまして…ﾎﾞｿ」




･･････｡




ﾍﾞｲ「…ん?ごめんよく聞こえなかった､もう1回言ってくれない?」焦

耳「ヴッ…だからぁー!サッチ兄がウチに告白してきたの!!めっちゃ恥ずかったの!!//」

まさかの返答に､ベイも驚きを隠せないでいた｡それもそうだ､まさか家出の理由が今まで兄と慕っていた人から､まさかの告白を受けたからというのだから｡

ﾍﾞｲ「あらァ…サッチ隊長ったら､とうとう告白しちゃったのぉ…ﾎﾞｿ)」

耳「?なんか言った?」

ﾍﾞｲ「うんん!なんでもないわよ(今まで相談受けてたなんて､口が裂けても言えない…)」焦

そう､ベイは耳郎のよき理解者でもある一方で､サッチから結構前辺りから相談を受けていたのである｡
因みに､他にもマルコやエースからもそういった相談を受けている｡勿論耳郎絡みである｡

ﾍﾞｲ「(この子も罪な女ねぇ…)それで?貴方は返事しないの?てか､ぶっちゃけサッチ隊長のことどう思ってるのよ｡」ﾄﾞｽﾄﾚｰﾄ

耳「ウッ…いや､んな事言われてもさぁ…今まで兄妹として接して来たから…勿論､サッチ兄は好きだよ?でも､それは兄妹としてだったから…」ｲｼﾞｲｼﾞ

ベイのドストレートな質問に､耳郎はあっちこっちに目を泳がせたり､癖になりつつあるプラグをグルグル回したり､弄ったりしながら答える｡

ﾍﾞｲ「はぁ…取り敢えず､1回帰ったら?皆心配してるわよ｡さっきから電伝虫煩いからねぇ｡」ﾁﾗｯ

そう言いながら､視線の指す方向を見ると､そこにはなりっぱなしの電伝虫があった｡恐らく､マルコ達が心配の余り､傘下の皆にも協力を要請したのだろう｡

耳「…めっちゃ戻りづらいっス」

ﾍﾞｲ「帰んなさいな」即答

耳「…ウッス」

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