居眠りする君 不死鳥編 ページ20
※現パロ含みます｡2人は付き合ってる設定
マルコside
疲れた……今日は早く帰れそうだ｡
俺は粗方片付いた書類を整えて､そんな事を思いながら帰る支度をする｡
俺の仕事は､ヒーローとして活躍中の同期であり､俺の恋人でもある､耳郎響香のサポートをする事だ｡
と言っても､する事といえば耳郎の書類を手伝ったり､スケジュールを管理､時々俺の個性で偵察任務を手伝う程度だが｡
それでか､帰りは大体耳郎が遅い｡俺が先に帰ってご飯を作ったり､休日は特に俺が家事をしたりする｡何時でも任務に行けるように､身構えておかなくてはならないからだ｡
『それじゃぁ､俺は帰るよい｡お疲れさん｡』
「お疲れ〜」
だが今日に限って､耳郎が現場で怪我を負い､先に帰る事になったので､何時もなら大体一緒に帰るのだが､今日は一人で帰る｡
(一人で帰るのが､こんなにも寂しいものなんだねい……)
こういう時､耳郎の少し冷えたあの人肌が恋しくなる｡あの少し濁った紫眼で笑う､あのクシャクシャの笑顔も､楽しそうに話す話し声も､一瞬に思えたこの道のりも､今や恋しい物ばかりだ｡
(こんなにも長かったかねい､この道は……)
早く耳郎に会いたい､会って沢山話して欲しい｡今日は少し我儘を言ってみようか｡彼女も疲れているだろうが､一緒に癒し合おう｡
そう決めて､玄関を開ける｡因みに､俺達はちょっと広めの一軒家に住んでいる｡
『ただいま』
俺がそう言えば､キッチンから耳郎が「おかえり」と言ってくれるが､今日は聞こえない｡ヒーローは色々と恨みを買う｡それが頭の中でリピートされて､怖くなって早足で行く｡
リビングに行くと､そこにはソファで仰向けで寝ている耳郎が居た｡安堵した､その溜息が､変に暖かい｡
『全く､お前は寝顔も可愛いねい……これくらいなら､別にいいよねい｡』
そう1人で納得して､スマホで写真を撮る｡ここ迄無防備なのは､久しぶりだな｡そんな顔もとても愛らしい｡こっそりそれを､スマホの待ち受けにする｡バレなきゃいいのだ､そうしよう｡
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雪華 - 分かりました!楽しみに待ってるね! (2019年4月7日 13時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
現世君(プロフ) - ミリアさん» リクエストありがとうございます！素敵と言われてとても嬉しいです！ご期待に添えるよう務めて参ります！！ (2019年4月7日 13時) (レス) id: 6fd2ddfd74 (このIDを非表示/違反報告)
現世君(プロフ) - 雪華さん» ごめんなさい、やります！他作品で少し時間を使っておりまして……あと短編集をやった事がないので、他の方の作品を見本にしているので、もう暫くお待ち下さい！ε≡ ヽ＿＿〇ノ… ＿|￣|○ (2019年4月7日 13時) (レス) id: 6fd2ddfd74 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - またリクエストでプロポーズと妊娠編でエースとローの話と子供が戦利品の悪魔の実を食べて周りが大騒ぎ話や耳朗の英語の勉強会の白ひげ編とロー編話と立ち寄った島を探索してたら罠で耳朗と閉じ込められる話をお願いします。いつも素敵な作品にしてありがとうございます (2019年4月7日 12時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 私のリクはまだですか? (2019年4月7日 12時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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