交渉はやめて準備砲撃 ３ ページ23
「「いただきます」」
普段は落ち着いたものを食べるが、今日はAが来ている 特別の方がいいだろう
ふとAを見ると、俺の方を見つめている
見れば食事はあまり進んでいない、体調でも悪いのだろうか
「あまり進まないか?体調が優れないなら、無理しなくていいゾ」
A「いえ、大丈夫ですよ! かれこれ和食しか食べていなかったので、久しぶりで.....」
「そうだったのか、なんかすまないな 明日から和食にするか」
A「大丈夫です...あっ大丈夫だから 久しぶりっていうだけだから!」
いくら久しぶりだとしても、あわあわしている
明日から和食にするか、俺も普段和食だしな
洗い物はAがやると言っていたので、俺は下手に戻ったが忘れ物に気づき、キッチンに戻った時
A「いたっ....手切っちゃった....」
Aが手を切ったようだ 耳がいいからすぐに聞こえた
救急箱を持ってすぐにキッチンに向かった
「手切った?どこ?」
A「人差し指、大丈夫だから」
Aはちょっと涙が出ていたなんでこんなことで怪我するんだと思いながら、俺は手当をした
「大丈夫じゃない、１１時からコラボするのに痛かったら話にならないだろ」
これからコラボするというのに傷が影響しては問題だ
「はい、気をつけろよな?俺のお嫁さん」
A「え?なんか言った?」
「うぅん、何も言ってないぞ とりあえず、気をつけて洗い物しろよ」
まったく....毒にでもなったら最初は教育かな?
と少し笑い部屋に戻った
〜しばらくして〜
「「「コンコン」」」
「入っていいぞ」
Aが入ってきた 俺の部屋に目を輝かせながら歩いてきた
「すまない、少し散らかっているから片付ける そこのソファに座ってくれ」
机の上の本屋書類を片付けていく
共産主義から民主主義、各国の政治情勢関連のものをファイルにしまっていく
そして、俺はある紙の書類を持ってAの反対のソファに座った
Aは、うつむいていた
「おい、本当に大丈夫か?」
A「え? えぇ...大丈夫ですって 」
「そうか、本当にか? とりあえず、呼んだのには訳がある これを見てくれ」
俺はある書類を渡しその書類を2時間近く見ると人格が変わったように話し始めた....
以下略
次行きます
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作者名：湿気ったプリン | 作成日時：2018年5月22日 14時
