「私は既に死んでいますよ」 やっとの思いで告げると彼は彼の顔を私に見えないように隠し、ため息をつく。 「わかっていますよそんなこと」 「なら、何故庇ったんですか もう死んでいるのだから、何も変わらないことくらいあなたはわかっているでしょう」 正直引いた。 こんなことをして、命を冒すことをしてまで、そうまでしてこの人は『既に死んでいる』人間を助けようとした。 必死の形相で、一切の綺麗さは感じさせなかった。 死んでいてもおかしくなかった、のに。 「……教えてください」
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作者名:翼理 | 作者ホームページ:https:// 作成日時:2017年7月16日 9時
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