レモン色、ひらり番外編～Apres cela～（Kazunari.N) (ページ2)

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鍵は預かってはいるけれどインターフォンを鳴らす

「おかえりなさーい」

あぁAだ

ちょっと歌うように出迎えてくれる君

和「ただいま」って言いながらスウェット生地の
ワンピース姿の君を抱きしめる

「和也さん冷たいですよ。冷えちゃってますね」

俺の両手を包んで温めてくれようとする
女の子にしては大きめな手のひら

なんでだろ、Aのどのパーツを見ても愛おしいと思う

俺、最近変だな

ほんとここまで嵌ると変だろ

自分にツッコむ

うんっ？て見上げたAがまた可愛くて

その唇を甘噛みする

Aの舌先をちゅっと吸う

和「A、甘い」

ほんとに口の中が甘い味がする

「はちみつレモン飲んでたから？」

和也さんも飲みますか？あったまりますよ

そういってキッチンへ向かう君と
いつものように指先をからめてキッチンへ行く

俺用のマグを用意して甘酸っぱい香りのするそれをスプーンですくってる

スプーンについたはちみつを

「おいしっ」て舐めてる君を後ろから抱きしめた

首筋に小さなキスを繰り返しながら掌で温かい内腿を撫でる

和「あったけー」

暖かくて柔らかくて冷えていた掌にぬくもりが戻る

「和也さんお湯あぶないです」

くすぐったいって笑いながらマグにレモネードを作ってくれる

ソファに並んで座って温かい飲み物を飲む

暖かい居心地の良い部屋

ふんわり香るアロマ

隣に大好きなひと

冬場のこれ以上の幸せってあるか？

あー２人で入るぬくいベットも幸せだよねとか考える時点で俺おかしいわ

なんて幸せかみしめてた俺に

「和也さん、これ」

差し出されたのはおしゃれにラッピングされた包み

クリスマスプレゼントなんていいのに

と思いながら受取ろうとした俺に

「相葉さんにお誕生日おめでとうございます
も伝えてくださいね」

・・・・・はい？？

・・・・・何？？

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