Twinkle Star Ⅱ (ページ36)

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2022. ページ36

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『〔明けましておめでとう、そしてお誕生日おめでとう〕』

KN〔うんありがとう、けど俺の誕生日に話題を持っていくのはやめてくれない？〕

『〔ふふ、ごめんね〕』

それがどういう意味かと言うと、テレビの前に集まったこの人たちのことで。

その視線の先には、GOT the beatの私がいた。

HD〔うわー！！やば、かっこいい！！〕

XJ〔お前はやっぱり、天性のアイドルだよ…〕

YY〔よし、もう一回観よう〕

『〔そろそろ観るの飽きてよ…〕』

すぐ側に本物の私がいると言うのに、何度も同じ映像を見て楽しんでいる。

どうやら、こういうコンセプトの私が珍しいみたいで見入ってしまっているようだ。

KN〔今度活動するんだっけ？〕

『〔うん、エムカ出るの〕』

XJ〔その時はチッケムも出るよね？〕

『〔うん、お願いだから沢山は見ないでね〕』

えー…と言いながらまた再生されるStep Back。

嫌だな…と口では言いつつ、実は少し嬉しかったりする。

男性グループのアイドルでいながら、女性グループのアイドルしての活動をするのは少し抵抗があった。

というのも、その方がいい、と思われてしまうのが少しだけ怖くて。

話が来た時、断ろうかな、なんて考えたり。

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