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HC「…お前は彼女を嗅ぎつけるセンサーでもついてんのかよ」
RJ「メンバー的にここに居る気がしたの」
ドアを開けてみれば、女神様の彼氏様。
Aいるんでしょ？と俺を置いてズカズカと中に入っていく。
『わあ、ロンジュン』
RJ〔部屋に一人で寂しいかなって思って会いに行ったら居ないからさ、ここにいるかなって〕
『〔そうだったの？ごめんね〕』
RJ〔全然、勝手に行ったのは俺だし〕
中国語で何言ってるかさっぱりだけど、ガーガー話したと思えばAの隣に座って手を繋いでる。ラブラブかよ…
テンヒョンはそんな二人をニコニコしながら見守っていて、ヒョンからしたら二人なんて可愛いのかなあ、なんて思ったり。
RJ「ウィンウィニヒョンの所に行かない？チョンロも居るよ」
『それは魅力的すぎる、行こうかな』
TN「確かジェヒョンとチソンが同室だよね、一緒に居そうじゃない？」
HC「お前ら居ると空気が甘ったるくなるから早く行ってこいよ」
そう言えば二人が俺の事をキッと睨む。
二人して威嚇してる猫みたいな顔してこっち見るなよ…
結局二人は仲良く手を繋いで、俺たちの部屋を出ていった。
HC「…俺たちが見てないところだともっとデレデレなのかな」
TN「まあ…そう出来るうちはそうさせておこうよ」
HC「はは、どういう意味？」
TN「…別に？」
二人を見送ったテンヒョンの視線は、ドアの方に向いたまま。
どこか憐れむような目だったのは、気の所為だったかな。
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年11月29日 21時
