Twinkle Star Ⅱ (ページ1)

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星の降る夜ページ1

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『〔ロンジュナ…まだ歩くのこれ…？〕』

RJ〔頑張った先にはいいもんあるから〕

NCT2018としての活動が少し落ち着いた頃、ロンジュンは私を連れて丘の上まで歩いていった。

周りに誰も居ない、日が落ちかけている時だった。

もうしんどい、と言うとロンジュンは私の手を握って。

ほら、あと少し頑張って、と笑顔で振り返った。

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RJ〔ほら、着いた〕

『〔…わあ、綺麗〕』

やっとのことで着いた丘の上から見えたのは、綺麗な星空。

手を伸ばせば届きそうなくらい、近くに広がっていた。

『〔こんな場所、どうやって見つけたの？〕』

RJ〔ちゃんと調べて見つけたんだよ〕

『〔もしかして一人でよく来てたの？〕』

RJ〔いや？最初からAと来ようと思ってたから〕

地面に腰を下ろしたロンジュンは、持っていたハンカチを敷くと隣をぽんぽんと叩く。

有難くその上に座ると、そのまま頭を優しく撫でられた。

RJ〔一緒に来れて良かった〕

『〔大変な道のりだったけど…〕』

RJ〔けど、大変な道のりの末に最高の景色が待っているって言うのは、Aが一番分かってるでしょ〕

『〔…ふふ、そうだね笑〕』

見上げれば、満点の星空。

そして、後頭部に手を添えられたと思えば、

『…っ、』

ロンジュンの唇が、私の唇に重ねられた。

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