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『〔…こんなことしたら絶対に社員さんに怒られる〕』
RJ〔気晴らしとか知らなそうだから〕
『〔し、知ってるし…！〕』
会社を抜け出して、ちょっと裏の方に行った。
どうか、社員の人に見つからないことを願いながら連れて行ったのは、入社して直ぐに見つけたお気に入りの場所。
RJ〔ほら、見上げて〕
『〔何…わあ、綺麗な空〕』
真っ暗な夜空に、ハッキリと見える月。
そして、点々と見える星達。
もっと綺麗なものを見せてあげたかったけれど、近場ではこれくらいしか見ることが出来ない。
けれど、この子の目は輝いていた。と言うより、輝きを取り戻した、のかもしれない。
ピン、と指を差した。
その指の先には、大きな月があった。
『〔…綺麗、私…将来は月のようになりたい〕』
RJ〔何で？〕
『〔綺麗な真ん丸でしょ、完璧じゃない〕』
RJ〔月もちゃんと見れば凸凹があるよ〕
『〔そうだけど…でも、太陽に照らされて光るんでしょ？私はファンの皆が照らしてくれるペンライトに照らされて輝いていたい〕』
RJ〔そう…？俺は、こっちの方が似合うと思う〕
この子の指の先を、ちょっとズラしてみる。
『〔…星？〕』
RJ〔うん、この夜空の中で一番輝いてるあの星、君に似てると思うから〕
あの星、君に似てるよ、という俺の言葉にちょっと驚いた様子を見せたけど、直ぐに嬉しそうに微笑んだ。
その日を境に、俺達はよく会って話すようになった。
まさか、同じ将来を辿るだなんて、想像もしてない頃のお話。
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ちょんぽむ(プロフ) - pgさん» ありがとうございます🥹💚そう言っていただけると嬉しいし自信にも繋がます…！これからも沢山楽しんでいただけるお話を作れるように頑張りますね🫶🏻改めてありがとうございます💕 (11月19日 21時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
pg(プロフ) - 陰ながら読ませてもらっていました☺️面白くていつも続きが楽しみです！更新無理せずがんばってください〜 (11月19日 20時) (レス) @page38 id: 621a73be5b (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - ぷさん» わー嬉しいです🥹これからどんどん更新していくので楽しみにしてくださると嬉しいです💚 (11月11日 20時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - 待っておりましたー！最初の入りから最高です！泣更新楽しみにしていますっ！ (11月11日 9時) (レス) @page14 id: ad1b8cb73e (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - お米さん» 本当ですか！了解です…次からもう少し詰めてみますね！フィードバックありがとうございます💚 (11月11日 8時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年11月9日 18時
