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そこまで言い終えて、はっとした。
目の前のロンジュンくんは呆気にとられたように目をぱちぱちと瞬かせていた。
『......ええと、』
顔に熱が集まる。
うわぁ、やってしまった。
絶対馬鹿にされる、と思ったその時。
ロンジュンくんは私の斜め後ろに目線をやると、にやりと小悪魔のような笑みを浮かべたのだった。
「ふーん、｣
「だってよ、ドンヒョガ？｣
『.....................は？』
ギギギ、と首から軋む音をあげるかの極く、ゆっくりと私の背後を見ると
片手で顔を抑えながらその場に立ち尽くす、愛しい彼の姿があった。
(う、そでしょ)
もしかして、ずっと、聞かれてたの？
あんなベタな愛の告白みたいな、それを、全部。
『っ、帰るっ！！！！』
いてもたってもいられなくなった私は、満面の笑みを浮かべるロンジュンくんと棒立ちのドンヒョクを無視し、猛ダッシュで美術室を飛び出した。
だって、いや、無理無理無理無理。
あんなの恥ずかしすぎて、合わせる顔がない。
とりあえず今は遠いところに逃げだしたくて、そのまま階段を駆け下りて、玄関に向かう。
はずだったのに。
「こら、逃げんな」
後ろからぐっと腕を引かれたかと思うと
ふわりと石けんみたいな、柔軟剤の香りが私を包む。
優しい、私の大好きな香り。
ぱっちりと綺麗な三白眼が、目の前に見えた。
｢あー、もう｣
｢俺のこと好きすぎ、｣
そう言って意地悪っぽく笑うから、
私の胸の鼓動は勢いを増すばかりで。
『........うるさい、馬鹿』
「うんうん、俺も愛してるよ」
火照った顔を隠すように、彼の胸に押し付けた。
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ベニ(プロフ) - パピ子さん» わ！ありがとうございます〜！2も出来ましたので、また読んでいただけると嬉しいです🥰 (2022年12月29日 22時) (
レス) id: e864c7390a (このIDを非表示/違反報告)
パピ子(プロフ) - やったぁー٩(●˙▽˙●)۶Part2楽しみにしてます！！ (2022年12月29日 0時) (レス) @page48 id: 504443380d (このIDを非表示/違反報告)
ベニ(プロフ) - jenさん» なんと嬉しいお言葉、ありがとうございます🥹親子シリーズ、ありですね...笑 ほかのメンバーのお話もぜひ書きたいと思いますので、気長にお待ちください〜！ (2022年12月28日 13時) (レス) id: e864c7390a (このIDを非表示/違反報告)
jen(プロフ) - こんばんは…！いつも楽しく読ませていただいています 甘い…甘くてヘナヘナです｡:.ﾟஐ⋆*･:*ジェノくんステキ！ドリムちゃんたちみんな見てみたいです (2022年12月28日 0時) (レス) @page46 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ベニ(プロフ) - るんるさん» ありがとうございます...！来年のクリスマスのご予約ですね？笑 ご期待に添えるようにがんばります🥰 (2022年12月26日 22時) (レス) id: e864c7390a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベニ | 作成日時：2022年11月30日 18時
