泉(姉)は、太宰治という人物に手を焼いています。

第一話人生万事塞翁が虎4 ページ6

貴『そろそろです』

ガタン
敦「奴ですよ」

太「風で何かが落ちたんだろう」

敦「ひ人食い虎だ」

凄い慌てっぷりあんな所から

貴『来ないよ、あんな所から敦さん』

敦「ど、どうして分かるの!!」

ストン

貴『そもそも変なんだ敦さん､経営が傾いたからって養護施設が児童を追放ってします？大昔の話じゃないんです。』

太「否そもそも経営が傾いたんなら、1人2人追放した所でどうにもならない 半分位減らして他所の施設に移すのが筋だ」

敦「太宰さん､月花ちゃん何を云って」

太「君が街に来たのが二週間前虎が街に現れたのも二週間前」ﾄﾞ
「君が川べりに居たのが4日前同じ場所で虎が目撃されたのも4日前」

貴『国木田さんが云っていたじゃないですか『武装探偵社』は異能を持つ輩の寄合だって、巷間には知られてないですが、この世には少なからず異能力者がいる』

太宰「その力で成功する者も居れば＿力を制御出来ず身を滅ぼす者もいる」

貴『敦さんだけが解っていなかった
敦さんも『異能力者』月下の能力者』

太「月花準備!!」

分かってますよ

敦「ウオオオオオオ」

貴『橙色夜叉私を守りなさい！』

ドーンバキッ

こっちには来るなこっちには来るな…

太「おっと獣に喰い殺される最期も悪くないが…」
「君では私を殺せない…私の能力はあらゆる能力を無効化する」

太「男と抱き合う…貴『橙色夜叉敦さんを支えなさい』…月花ありがとう?」

貴『何考えてるんです！落とすなんてしちゃダメですよ』

国「おい太宰」

貴『虎は捕まえました』

国「その小僧じゃあそいつが」

太「うん虎の能力者だ変身の間の記憶は無かったんだね…」

国「全く､次から事前に説明しろ肝が冷えたぞ
おかげで非番の奴らまで駆り出す始末だ皆に酒でも奢れ」

賢治君お酒呑めませんよ!?

与「なんだ怪我人はなしかい？つまんないねぇ」
＿＿与謝野晶子 能力名『君死給勿』

江「中々できるようになったじゃないから太宰､月花まぁ僕には及ばないけどね！」
＿＿江戸川乱歩 能力名『超推理』

宮「でも､その人どうするんです？自覚は無かったんだ訳でしょ?」
＿＿宮沢賢治 能力名『雨ニモマケズ』

国「どうする太宰?一応区の災害指定猛獣だぞ」
＿＿国木田独歩 能力名『独歩吟各』

貴『もう女の敵さんが決めてるらしいです。』
＿＿泉月花 能力名『橙色夜叉』

太「うふふ実はもう決めてある」
＿＿太宰治 能力名『人間失格』

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ここで切ります

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