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fk
fk「照大丈夫？」
酔った照に声を掛ければ、大丈夫と合図される。
顔色も戻ったし、一安心だ。
でも、心配な対象はもう1人いて。
普段酔わないめめがグロッキーになってたからさ。
無理やりバスに乗り込んだはいいけど、顔は真っ青、
でも、カメラが回ったらいつものめめだった。
次の問題はご飯屋さんの選択肢。
sk「うそだろぉーーーー」
少数派は佐久間だけ。
目的地まで20分程かかるからめめのことも気に留めずに
車に揺られていた。
ーーーーnb
心地良いバスの揺れに揺られながら
メンバーと喋っていた時、
俺の前の席の奴の顔が下がった。
nb「めめ？」
めめの額から冷や汗が垂れ、顔が青白く、
大きな図体を丸めて前のめりになっていた。
nb「めめ！吐く？」
スタッフさんから袋をもらえば、
めめの隣の佐久間に袋を渡す。
ab「窓開けるね」
mm「す、いま、、せん、、」
弱々しく呟いためめは、口を袋に当てがっているけど
何にも出ないみたいで。
mm「、、吐きは、、しないっす、、、。ちょっと目を閉じます」
袋を置いて目を瞑る。
sk「俺にもたれかかっとき」
佐久間がそっと、めめの頭を自分の肩に寄せて
休ませる。
睡眠を取れてなかったのか、
目を閉じたら寝息が聞こえてくる。
fk「めめ、きつそうだったら佐久間とお留守番させよっか」
1人でSnowManを背負う仕事をこなしながら、
俺らのケアまでしてくれる目黒。
nb「少しは俺ら頼れよな」
少しぶっきらぼうに放った言葉が、
バスの中に響いた。
▶︎先輩を頼って。FIN.
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作者名：澪 | 作成日時：2021年11月25日 4時
