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nb
nb「、、なぁ、涼太？」
dt「、、うん。Aね。」
明るくて活発なところ、何にも変わってない。
でも、我慢する癖も、何にも変わってない。
nb「あいつ疲れてるみたいだから、ゆっくりさせてあげるか」
どことなく、疲れてる顔と前より軽い体。
dt「、、、高校の頃思い出すね」
nb「また無理して倒れなきゃいいけど、、」
ーーーーA
A「、、、、寝ちゃった、、？ｯｺﾞﾎｯ」
身体が嫌な熱さを帯びてるのがわかる。
A「、、うそでしょ、、」
感じたくない怠さの正体に気づいてしまう。
体調悪いかも。
ふらふらとおぼつかない脚を叩いて喝を入れる。
明らかに発熱だ。
体の怠さも、咳も、このせいか。
ﾄﾝﾄﾝﾄﾝｯ
nb「入るよー？」
あー、なんでこうなっちゃうのかな、私。
dt「どした？」
A「あ、ううん！！それより、お祝いしよう！サプライズ〜」
もう、迷惑かけたくないの。
高校の時みたく。
赤と青の風船の装飾に”デビューおめでとう”の文字をみた2人の反応は思った通りに薄かったけど、
本気で喜んでくれてるのは伝わったから、まあいいか。
A「、、ふぅ、、、」
体の怠さから溜息が溢れてしまう。
dt「A？」
A「ん？なに？」
dt「疲れてる？」
相変わらず涼太は鋭いな、、、。
A「大丈夫だよ？笑。滑りすぎたよ〜。」
nb「お前さ、、」
トントンッ
翔太の、言葉を遮って、旅館の人が入ってくる。
「ご飯セッティングさせていただきます」
旅館の人が素早くご飯を用意してくれて
久しぶりに3人で食べるご飯の時間が来た。
高級ステーキに翔太は目を丸くして
「うわっ！」
ってリアクションしてた。笑。
その笑顔に涼太も笑ってて。
昔に戻れた気がしたんだ。
A「涼太、私ダイエット中だから食べていーよ」
dt「痩せる必要どこにあるの？また痩せたでしょ？」
nb「お前ちゃんと食ってる？」
熱が上がっているせいか、気持ち悪さで食べ物を受け付けなくて涼太にご飯をたくす。
目の周りが熱を帯びて重たくなってくる。
明日ちゃんと運転、、、、
ピタッ
冷たくて気持ちのいい感触がおでこに当たる。
nb「お前さ、体調悪いだろ？」
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作者名：澪 | 作成日時：2021年11月25日 4時
