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佐久間
あの事故の日。
助けてくれた人と同じ救急車に乗せられて、同じ病院へ。
俺は擦り傷だったから、軽く手当をしてもらった。
でもあの女性は、、。
もう助からないかもしれない。
俺のせいで、、、。
警察の人から、事故について明日事情聴取をしたいとのことだった。
犯人は今も逃走していて、少しでも手がかりを見つけたいとのことで。
管で繋がれた女性をみていると、
mm「佐久間くん、大丈夫ですか？」
めめが声をかけてくれる。
sk「う、、ん。俺はね、、でも、あの子が、、」
mm「佐久間くんのせいじゃない。」
sk「え？」
mm「佐久間くんがそんな顔してたら、助けてくれた女性の方に失礼ですよ。」
そういって、めめは俺の頭をポンポンって叩いた。
優しい手の温もりに自然と涙が溢れて。
sk「めめ、、」
はじめて後輩の胸を借りて泣いたんだ。
mm「俺らはもう家族っす。俺らが加入したときに6人が言ってくれた言葉ですよ」
そうだよな。
俺はアイドル。
頂いた命をちゃんと生きていこう。
涙を拭いて、病院を後にしようとすると、
「あのーーー？」
と救急隊の方から声をかけられた。
救急隊「ICUに入っている方とお知り合いですか？」
mm「いえ、違いますが、、」
救急隊「そうでしたか、連絡先が削除されていて、緊急連絡先がわからなくて、、」
失礼しました！と去っていく救急隊員さん。
”また会えたら友達になりたいな”
意識がなくなる瞬間、彼女が呟いた言葉。
sk「待ってください！」
救急隊員さんを引き止める。
sk「俺、彼女に命を救ってもらったんです。名前だけでも教えてもらえないでしょうか。」
少し考えながら、じゃあ、、といって名前を教えてくれた。
”A さん”
救急隊員「あと、、、間違ってたらすみません、、、SnowManさんですよね？？」
sk「は、、、はい、、」
急にグループ名を言われて、びっくりしていると、
救急隊員「彼女のカバンから、こんなものがでてきて、、、、」
それは、
”来世はSnowManみたいな仲間ができますように”
小さく可愛い字でかかれた紙だった。
救急隊員「轢かれた人ってね、現場に行った時、やるせない表情の人が大半なの。
でも、彼女は、、なんか、違ってて。穏やかだった。
大好きな人を守ったみたいに、、、
だから、気を落とさないで。」
ニコッと笑いながら、救急隊員さんは戻って行った。
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プリン。(プロフ) - めっちゃ面白くて好きです！応援してます！ところで、藍沢先生って某ドラマの、、意識してなかったらすみません！！ (2021年9月26日 20時) (
レス) @page50 id: 5bbd81366c (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみしています！ (2021年9月16日 18時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2021年9月3日 0時
