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深澤
滝沢歌舞伎本番まであと１週間をきった。
佐久間はというと、
元気が戻って、もううるさいくらい。
そんな時、佐久間から話があるとメンバー全員、
佐久間の家に招集がかかった。
sk「みんなにさ、相談があってさ、、、
「俺を助けてくれたファンの子のお見舞い、
みんなで行きたいんだ。」
キュルキュルの大きな瞳に吸い込まれそうなほど
佐久間は真剣だった。
だけど、佐久間抜きで、お見舞いに行く行かないの議論した時の答えは、ラウールの意見を尊重して、「今は行かない」が俺たちの出した結論だった。
俺たちが佐久間を守りたかったから。
でも、佐久間の気持ちは決まってて、
sk「俺は、行きたいんだ。
俺を助けてくれた子を、今度は俺らで助けたいから」
だから、力を貸してほしい。
って頭を下げてきた。
mm「俺からもお願いします。」
fk「、、めめ？」
mm「、、俺、直接会って話したんだけど、、
泣きそうな顔で笑ってたんだ、、」
fk「どうゆうこと？？」
mm「いや、深くはわかんないけど、、
何かを抱えてる気がするんだよね、、」
nb「でもさ、それ、俺たちがどうにかできることじゃなくない？」
こういうときに、冷静な意見をくれるのは
翔太で。
nb「たしかに、佐久間を助けてくれたのは感謝するけど、俺たちがその子の私情に関わる理由にはならないよ。」
fk「たしかにな、、、」
重たい空気が流れる。
その沈黙を破ったのは佐久間で。
財布から一枚の紙切れを取り出す。
sk「この紙、事故にあったときに彼女のバックに入ってたもの、救急隊員さんからもらったんだ。」
俺らに佐久間はその紙をみせる。
ab「、、、来世？」
fk「死のうとしてたってこと？」
わかんない、と佐久間は首を傾げる。
sk「でも、、、アイドルは笑顔を見せる仕事じゃなくて、人を笑顔にさせる仕事でしょ、
俺らと会って、俺らをみて、本当の笑顔取り戻してもらいたい。」
佐久間の気持ちはわかる。
でも、、、
感情を入れ込みすぎな気もする。
fk「館さん、どう思う？」
困った時に助けを求めるのは、館さまと決まっていて。
俺から話を振られ、静かに館さんは口を開く。
dt「一回さ、彼女を助ける、助けない関係なく、佐久間を助けてくれたお礼を全員で言いに行くのはどう？」
ab「うん、いいアイデアだと思う。」
nb「それなら、、、まぁ賛成」
しぶしぶ翔太も納得して、
数日後、彼女の病室に行く約束を立てた。
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プリン。(プロフ) - めっちゃ面白くて好きです！応援してます！ところで、藍沢先生って某ドラマの、、意識してなかったらすみません！！ (2021年9月26日 20時) (
レス) @page50 id: 5bbd81366c (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみしています！ (2021年9月16日 18時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2021年9月3日 0時
