. ページ19
阿部
A「私、佐久間さんを助けたこと後悔してないですよ。」
A「ファンだったんで、私の意思で助けたんです！この怪我もすぐ治るみたいで、なんにも問題ないですよ。だから、早く、、
私のことなんか、、忘れて、元気に活動してください！」
そういって、Aさんは笑った。
佐久間さんによろしくお伝えくださいと、手を振る彼女にお礼を言って、めめと病室を後にする。
俺は、、、
あの哀しそうな笑顔が、ずっと脳裏にこびりついていた。
無理をして笑っていた佐久間のように。
彼女もまた何かを抱えて笑っていたから。
mm「阿部ちゃん」
めめが静かな声で話し出す。
mm「俺、Aさんにすごく失礼なことしたかもしれない。」
ab「え？」
mm「俺はさ、佐久間くんに元気になってほしかったから、彼女の安否を確認しにいったけど、、、
あんな大きな怪我をして、体もボロボロでさぁ、
俺らの家族も同然の佐久間くんを守ってくれた人に対して、俺らの都合だけで会いに行った。」
mm「Aさんの病室、花瓶の花もなければ、着替えもなくて、殺風景な部屋に1人で、、、
俺、何を迷ってたんだろう、、
伝えなきゃ。
佐久間くん守ってくれてありがとうって
伝えなきゃ。」
そういってめめは、また病室へと走り出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 939人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プリン。(プロフ) - めっちゃ面白くて好きです！応援してます！ところで、藍沢先生って某ドラマの、、意識してなかったらすみません！！ (2021年9月26日 20時) (
レス) @page50 id: 5bbd81366c (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみしています！ (2021年9月16日 18時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：澪 | 作成日時：2021年9月3日 0時
