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ab
「ふっか、変わるよ、着替えてくる？」
ずっと佐久間を見ててくれたふっかのTシャツには
佐久間の吐瀉物がついていたから。
ふっかから佐久間をもらって背中をさする。
sk「、、あべちゃん」
「大丈夫？佐久間？」
sk「...ご、、めんね、、ふっ、、かにも服、よごしちゃってごめんって」
弱々しく呟くと、また体がぐらっと揺れて、俺の方に倒れ込んでくるから、咄嗟に支えて俺の肩にもたれかけさせる。
sk「....ッ、、、ハァ、、」
「ぐらぐらする？」
sk「う、、ん。ずっとぐらぐらする。」
たしかに、このやつれかたは今日だけじゃなさそう。
一回り小さくなったような佐久間の背中を支える。
iw「寝かせるところできたよ」
照とめめが戻ってきた。
「佐久間喋れる？」
sk「う、、ん」
「横になったほうか楽？？」
背中をさすりながら聞く。
sk「...横になりた...い」
素直に言うなんてよっぽどだ。
iw「俺運ぶよ。」
照が佐久間を軽々しくお姫様抱っこしてみんなの服やタオルを寄せ集めて作った寝床へ運ぶ。
iw「顔色最悪だな」
照が佐久間の顔を指でなぞりながら言う。
ab「多分、貧血だと思う。」
そう言って寝かせた佐久間の下瞼をひっぱると
下瞼の色は真っ白だった。
sk「うっ、、あ、、ぐらぐらする、、助けて」
ポツリと佐久間が呟く。
目には涙が出ていて、俺の手を弱々しく握っている。
sk「う、、、気持ち悪いよぉ」
リミットが外れたかのように涙が溢れてくる佐久間をみると俺も泣きそうになる。
思い通りにならない体調と、みんなの時間潰したしまった罪悪感と、、、、。
ab「大丈夫大丈夫。みんないるよ」
佐久間の手を握り返すと、ストンと佐久間の力が抜けた。
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桃 - リクは募集してないとのことでしたが、もしネタだけでも採用していただけたら…と思い送ります。歌舞伎でフライング、太鼓を今年続けて行ったと言っていたのを聞いて、さすがの彼の三半規管も辛かったのでは…？と思い、そのネタをいつか描いてくださったら嬉しいです！ (2022年9月21日 15時) (
レス) id: d323029f47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2021年8月11日 3時
