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振り入れが終わって、休憩を挟んで踊り込みに入る。
斜め前には少し心配な佐久間くんが。
休憩中、休んでくださいってコソっといいにいったけど、大丈夫大丈夫〜って流されてしまった。
でも、明らかにキレはないし、時々下を向いて目を瞑っているから本当にもうやめさせるべきだ。
踊り切ったら声をかけよう。
と思っていた。
けど、、、、
曲の終盤、斜め前にいる佐久間くんの体が傾く。
クラッと一瞬揺れたかと思えば、2.3歩よろめいて隣のしょっぴーにぶつかるとしゃがみこんでしまった。
nb「佐久間？」
異変に気づいたしょっぴーがしゃがんで佐久間くんの顔を覗き込む。
「佐久間くん！」
俺の声でみんなの視線がしゃがんでる佐久間くんに向く。
駆け寄ると、いつもにも増して白い顔で、目を瞑ってしゃがみこむ佐久間くんの姿。
nb「おい、佐久間聞こえる？」
sk「.....ち、、、い、、、」
nb「え？？」
sk「、、もち、、るい、、」
nb「気持ち悪い？吐きそう？？」
しょっぴーの問いかけに返答はなくただ俯いて目を瞑っている。
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曲終盤、翔太とめめの声が響く。
横をみるとしゃがんで動かなくなってる佐久間。
翔太の呼びかけにも反応がなくて。
「さくまぁ〜横になるか？」
俺も近寄るけど頷くのもきついのか反応がなくて
白い手で胸と口元を抑えていた。
「誰か一応袋もってきて〜」
ab「おけ！」
nb「お前、大丈夫？？」
翔太が焦りながら背中をさする。
dt「康二、コンビニいこう。あ、ラウールも」
不安で押し潰されそうな顔をしてた2人をダテさんが連れ出してくれて。
俺と照となべとめめ、阿部ちゃんがその場に残る。
”ウッッッ”
突然佐久間の声がして、背中が大きく波打って、床には吐瀉物が広がる。
sk「ｵﾛｵﾛｵﾛｩｪｪｪｪ」
白い手から溢れ出す吐瀉物を必死に止めようとする佐久間。
「さくまぁ〜手よけていーよ」
ab「袋持ってきた！！」
口もとに覆われてる手をよけて袋をあてる。
iw「吐き切ったら横になるか、横になれる場所つくるから目黒、手伝って」
mm「了解っす」
佐久間の吐き気は一向に収まらなくて、脂汗を滲ませながらオェオェずーっと吐いていて可哀想になる。
nb「佐久間病院連れてく？」
ab「その方がいいかもね。」
nb「俺、車回してくるよ」
翔太が駐車場に向かった。
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桃 - リクは募集してないとのことでしたが、もしネタだけでも採用していただけたら…と思い送ります。歌舞伎でフライング、太鼓を今年続けて行ったと言っていたのを聞いて、さすがの彼の三半規管も辛かったのでは…？と思い、そのネタをいつか描いてくださったら嬉しいです！ (2022年9月21日 15時) (
レス) id: d323029f47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2021年8月11日 3時
