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痰が絡んだ嫌な咳に青白い顔、
今日の収録、持つかな、、、と阿部のことを考えていると、
佐久間「きつかったら吐いて」
と小声でいう佐久間の声。
シートベルトを外し、座席から立って後ろから阿部の背中をさする
「ゲホゲホッッッゲホッヴェェェェ」
苦しそうな阿部の背中はじんわり熱を帯びていた。
阿部「ゲホゲホッ、、、みんな、、ごめん」
ロケバスが一旦サービスエリアに止まり、
吐き疲れてぐったりした阿部ちゃんを照に担いでもらって後ろの座席に横たわらせる。
顔面蒼白で嫌な汗をかきながら、必死に気持ち悪さに耐えている阿部ちゃん。
ラウール「、、、」
心配そうに見る末っ子を照に任せて
ロケバスには俺と佐久間で残る。
「熱測るよ」
体温計を脇にいれる。
阿部「ふっか、、、」
深澤「どした??」
阿部「ぐるぐるして、、、」
深澤「寝ときな」
阿部ちゃんの目元を手で隠す。
ピピピピッ
横にいた佐久間が体温計をみて表情を曇らせる。
佐久間「37度8分か、、
阿部ちゃん、、今日の収録でき、、、、」
阿部「ごめん、心配かけて。でも収録はできるから。」
いつも優しい口調とは違う決意がこもった強い口調だった。
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桃 - リクは募集してないとのことでしたが、もしネタだけでも採用していただけたら…と思い送ります。歌舞伎でフライング、太鼓を今年続けて行ったと言っていたのを聞いて、さすがの彼の三半規管も辛かったのでは…?と思い、そのネタをいつか描いてくださったら嬉しいです! (2022年9月21日 15時) (レス) id: d323029f47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪 | 作成日時:2021年8月11日 3時