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「…え?」
何のことか分からへん
そう言いたげに大毅の目が見開かれて
怖い、聞きたくない。
そんな思いでいっぱいで、軽くパニック状態。
「A、ちょっと待って…」
『……イヤや』
「、え?」
『大毅に彼女ができて私から離れていくんなんか、イヤや!』
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やってもた、、、
慌てて口をおさえるけど、
時すでに遅し。
目の前にはポカン、としてる大毅。
「…えと、A……?」
『っ、なんでもない忘れて!』
溢れそうやった涙が引いていくんと同時に
上がりきってた体温が、すーっと冷えていく。
『ああもう何言ってんねん、、、』
「え?(笑)」
さっきの言葉の意味を理解してないのか、首をかしげる大毅。
これ以上の言葉を言う勇気なんか、
当然私には持ち合わせてなくて。
『ほんまなんもないから!ほなまた明日!』
「え?!おん、、、?」
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逃げるように彼に背を向けた。
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作者名:Luna. | 作成日時:2017年2月12日 17時