24話 ページ27
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部屋に戻ってしばらく、急にドアを勢い良く開けられた
尾「Aさん!シスター見なかった?!」
『え、シスター?』
茉希さんの話によると、シスターがいなくなってしまったというのだ
あの後行ってしまったのだろう
あの時私が無理にでも留めていれば…!
『くそっ』
後悔を悪態に、誰にも聞こえない小さい声で吐き捨てた
桜「誰かシスターの行方を知らないか?」
『先程までは教会にいましたがその後は…』
武「A、シスターからどこかへ行くという報告はあったか?」
『いえ、まったく聞いておりません。申し訳ございません。』
桜「いや、Aのせいじゃない。」
ア「そうだ、×気を休めろ(〇気を病むな)。」
『…ありがとうアーサー。』
森「シスターがいなくなったのはその後か…」
桜「もしかしたら第5のやつらに連れ去られた可能性もある。」
皆の顔を見渡す
他の人達もそう考えているようだ
多分、シスター本人が第5に乗り込んだだろうがそれは言わないでおく
それを利用し、第5はこちらを脅しにくるはず
桜「これからシスターを取り戻しに第5に乗り込む!急いで準備しろ!」
『「「了解!」」』
森羅はいち早く第5へ到着し、襲撃を始めたようだ
私たちは火縄中隊長の荒運転で第5へ侵入した
中隊長曰く第5は怪しい実験を繰り返しているので、やすやすと報告できないだろうと
その後桜備大隊長以外はそれぞれ分かれて突入した
私はアーサーと一緒に行動していたが、途中ではぐれてしまった
アーサーは強いが馬鹿だからなぁ
『無事ならいいんだがな。』
私は1人で歩みを進めた
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作者名:1006 | 作成日時:2020年8月5日 21時