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15話 ページ18

カ「気にしなくていいから気にするな。俺はカリム・フラム。第1の中隊長だ。」

バーンズ大隊長と同じ隊の人か

『カリム中隊長、ですね。なんで俺を助けてくれたんでしょうか…?』

カ「俺がたまたまたまたま近くにいたからな。金髪のやつとお前の落下位置が違う気づいちまったらほっとけねぇ。それにあの布1枚で2人を受け止めきれるわけがねぇだろ。」

『たしかに…ありがとうございました。』

先程から言い回しが独特だがいい人そうだな

カ「それじゃあな。これからも頑張って頑張るんだぞ。」

そういうと踵を返して去っていった

私はお辞儀をして見えなくなるまで見送った

あ、私名乗ってなかったな…

森「A!大丈夫だったか?!」

森羅たちがこちらへやってきた

『助けてもらったから無事だったよ。』

桜「すまなかったな、A。」

『いえ、アーサーの方が人手必要そうでしたしね。』

尾「Aくん、大丈夫?怪我してない?」

私をぺたぺたと触りながら尋ねてきた

『ふふ、大丈夫ですよ茉希さん。心配しすぎです』

思わず笑ってしまった

第8はあたたかい人たちばっかりだ

森「!」

ア「あいつ、よくみるとなんか女みたいな顔してるな。」

森「綺麗な顔してるとは思ってたけど…あんな可愛かったっけか?」

なんて2人はコソコソと話していたことを私は知らなかった



森羅と桜備大隊長はその場に残り、他の人は戻った

森羅は何か決心したような顔つきになり、桜備大隊長もそれに気づいた

森「中で不審な男と会いました。謎の粉と爆発を操る男です。」

桜「!」

森「先日の火事場荒らし、あの時の爆発とよく似ていました。その男は何か知っていそうでした。」

森「大隊長!特殊消防隊は、何かを隠しているんですか?」

桜「森羅…」

桜備大隊長は森羅を静かに見つめている

森「特殊消防隊は、本当に国民と為に戦う組織なんですよね。俺は、皆を守る為に消防官になったんです。」

森「…消防官は炎の恐怖と戦う皆のヒーローなんですよね?」

森羅は真っ直ぐと桜備大隊長を見た

桜「そうだ、だが一口に消防隊と言ってもこの組織は一枚岩ではない。特殊消防隊は聖陽教会、東京軍、消防庁の3つの組織から人員を募って結成されている。そして、各隊それぞれの勢力に強弱がある。」

桜「第1は聖陽教会の力が強く、第2は東京軍の直属の組織だ。第5に至っては、一企業の灰島重工が実権を握っている。」

森「灰島が?なんで灰島がそこまで?」

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作者名:1006 | 作成日時:2020年8月5日 21時

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