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9話 ページ12

___その頃の森羅

森「早くこんな大会終わらせて、第1の大隊長を問い詰めてやる。」

仄暗い建物を声をかけながら進んでいく

森「誰かー!生存者の方はいませんかー?」

バタッ

広い場所へ出るとそんな音が聴こえた

音のした方を見ると片目を隠した男と倒れている2人の隊員がいた

その男と目が合う

男のタバコの煙がトランプのマークに変わった

?「よぉ、邪魔者は全員片付けておいてやったぜぇ。俺に集中しろ、悪魔の足跡。」

森「…は」

?「12年前、お前の身に起きた火事のことを知りたくねぇか?」

森「…なに」

森羅は動揺して言葉を吐いた



隠し通路の様な道を通って、Aは森羅のいる広場に到着した

私は通路で身を隠したままだ

話し声が聴こえたから

森「あ………なにを…」

?「知り……だろぉ。お前の…ちゃんと…が死んだ火事…こと、お前が悪魔になったあの日のこと。」

森「なんでそのことを知ってるんだ!お前、何者だ。」

森羅と見知らぬ男の声だ

前を見ると気絶した2人の隊員がいた

『何があったんだ…』

誰にも聴こえない声で呟いた

ガッ

男は隊員を踏みつけた

『!』

森「そこの隊員から離れろ!」

?「あぁ?なんだぁ。火事の話よりこの2人の方が気になるのか。消防官だなぁ…」

やれやれといった仕草で言った

?「そうかぁ、俺に集中できねぇか…」

男のタバコから火が上がった

その火から男はトランプのような形の炎を作り出した

?「じゃあ、殺しとくかぁ。」

森「やめろっ!!」

その瞬間私は通路から飛び出して見知らぬ男に攻撃をしかけたが避けられた

森「A?!」

私を見て驚いていたがすぐに男の元へ向かった

すぐさま隊員の前へ出ると庇う姿勢をとった

森羅と男は戦闘に入った

森「あの火事の何を知っている?言え。」

?「俺を楽しませれば教えてやるよぉん。」

そう言うと男は灰の入った小瓶を取り出した

『あれは…なんで…』

森羅は何か分かっていないようだ

蓋を開け森羅へ向けた

?「さぁて、何手まで耐えられるかなぁ。」

中から灰が出てきて森羅の目の前まで漂った

『森羅!危ない!』

森「…灰? 」

次の瞬間灰が爆発して森羅は吹っ飛んでしまった

体制を立て直すものの、男に攻撃されまた体制を崩してしまった

応戦したいが、今隊員の元を離れるとすぐに助けられないから下手に動けない

森羅…どうにか耐えてくれ

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作者名:1006 | 作成日時:2020年8月5日 21時

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