呪い ２１ ページ21
別な喫茶店へと入店すると、その店は意外にも混んでいた。
「ショートケーキおいしそうめう…だけどプリンも捨てがたいめう」
「はぁ…いつまで決めてんだよ、さっさとしろ」
「じゃあプリンにしてショートケーキはお持ち帰りめう」
オスマンは甘党でスイーツが大好きだった。
なのでオスマンはプリンを頼んでショートケーキをお持ち帰り。
Aはモンブランを頼んだ。
運ばれてくると、オスマンは目を輝かせた。
「……オスマン」
「ん？」
「いや…やっぱいい。俺の気のせいかもしれねぇし」
Aはモンブランを口にした。
(…モンブランってこんな舌ざわりだったか？)
幼少期に食べたモンブランを思い出しながら口にするが、ざらざらとした舌触りに違和感を覚える。
「ちょっとほしい…」
「いや…やめとけ。また別なのにしろ」
「なんでぇ〜？でも、約束した、べつなので絶対食べさせてくれるんだね！」
「はいはい」
一応Aはそのモンブランを食べ切った。
店を出て城に戻る。
城の玄関の前で、異変が起こった。
「?!…ぐっ…か、はっ…」
「A?!どうしたの、大丈夫?!」
(遅効性の毒…やっぱりさっきの喫茶店でのモンブランは毒が盛ってあったんだ…！)
「げほっ…くぁ…は…」
「立てる?!いや、ダメだな…！」
オスマンはせき込むAを抱き上げて医務室まで走った。
「ぺ神！大変だ、早く治療してくれ！」
「…どうしたの、いや…説明はあとで聞くよ。原因は？」
「多分、遅効性の毒。経過時間は毒摂取から…最長で一時間」
「わかった。チーノ君！毒研究！」
医務室内は慌ただしくなり、隣接している研究室と医務室をチーノはせわしく移動した。
オスマンは脳内で推理を組み立て、原因がモンブランであることを理解した。
(でも…なんで俺は助かってる？…意図してか、それとも気まぐれか…)
彼女がモンブランを譲らなかった理由もオスマンのためだと考えられる。
オスマンはただただ彼女の無事を願っていた。
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サン・エイヴェル - シャオさんファン（笑）さん» 嬉しいっすぅ〜！好きやって言ってもらえて嬉しいわぁ。更新頑張るな！注意：僕も関西生まれじゃないっす…←東北っす…仲間！ (2019年5月3日 21時) (
レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
シャオさんファン（笑） - こういうの好きやわ〜。更新頑張ってえな！※僕は道民です笑 (2019年5月3日 20時) (レス) id: 28ded4497c (このIDを非表示/違反報告)
サン・エイヴェル - 我ゾムファンさん» 激しく同意ｗｗｗにやけていただけてうれしいです…えへｗがんばりますぞい (2019年4月4日 17時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
我ゾムファン - 激しく同意(σ*´∀｀)めちゃにやけてた(笑) (2019年4月4日 9時) (携帯から) (レス) id: 63a416050e (このIDを非表示/違反報告)
サン・エイヴェル - ロールケーキクリーム多いさん» 自分でも書いてて萌えました← にやけてくれてうれしいですぅ…！これからも頑張りますね… (2019年4月3日 21時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・エイヴェル | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年3月26日 17時
