五十一話 朝方 ページ6
「えっ！？じゃあAさんは分身の術を使えるようになったんですね！！」
『あー、うん。透明だけどね…』
演習場にて。
昨日の事を、先に修行に来ていたリー君に伝えると「おめでとうございますっ！」と勢い良く頭を下げられた。
“おめでとうございます”か…
確かに術を使えてたのは嬉しいんだけど、透明っていうのが何だかなぁ…
若干苦笑いで、『あ、ありがとう』と返しとく。
「じゃあ！ボクはこれから任務があるんで！！」
『え、こんな朝から？』
現在は朝の6時だ。
忍の任務が大変なことは、任務帰りのカカシさんのあの格好でなんとなく想像がつくけど、リー君の様な小さい子でも同じ様な任務なのだろうか？
思ったことをそのまま聞くと、「ハイ！上忍の人ほどの任務では無いですが、ボク達も一応下忍といえど忍者なんで！」と返された。
ふーん…そういえば、上忍・中忍・下忍によって任務のランクが違うってカカシさんに聞いた様な…
確か、もうすぐアカデミーで下忍試験が行われるんだよね。
「オレってば今度こそはちゃんと受かってやるんだってばよ！！」と意気込んで話していたナルト君を思い出す。
カカシさんも、次で二回目になる下忍試験の試験官をするらしい。
今度は、カカシさんが全員合格に出来るような子達の班編成にして欲しいなーなんて思っている。
この前全員不合格にしたと言っていた時に、カカシさんは思いつめた様な表情をしていた。
その時、私の心も締め付けられる様な感覚になった。
なんでか解んないが、心地の良い事ではない。
きっとカカシさんも、不合格にするより合格にする方がいいに決ってるし…
…アレ？そーいえば、私って忍だよね？アカデミーはカカシさんに教えて貰っているからいいとして、下忍試験とかはしなくて大丈夫なのかな？
私の頭の上に疑問付がひとつ浮かんだ…と、その時。
『！』
空に、何処かで見掛けたタカが飛んでいた。
あのタカ…確か、この前手紙を届けてくれた子だよね？
…どうやら、火影サマからの呼び出しってことみたいだ。
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キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います！！いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします！ (2020年1月22日 21時) (
レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました！！これからも頑張って下さい(*´∀｀*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます！応援しています！ (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います！最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです！ (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラギ | 作成日時：2019年1月2日 22時
