七十三話 先生(サクラside) ページ28
「ナルト！じっとしてなさいよ！！」
お昼時。
教室で担任の先生が向かえにくるまで待っていた私は、先程同じ班だと言うことが発表されたナルトに向かってそう言い放った。
ったく、よりによってコイツと組まされることになるなんて…しゃーんなろーにも程が有るわよ。
サスケ君も同じ班だからまだ良かったけどさ。
チラリと視線をサスケ君にやり、それからナルトを見て「はぁ〜…」と溜め息をつく。
「何でオレ達の班だけこんなに来んのが遅せーんだってばよォ！！」
確かに…この教室に来てから、もう一時間くらいは経っているはずだ。
「他の班の先生は皆新しい先生とどっか行っちまったし、イルカ先生も帰っちまうし！」
ふてくされた顔をして腕を組み、何か考え込むナルト。
…と、突然ひらめいた顔をして、黒板消しを手に取った。
あれってもしかして…
「ちょっと！！何やってんのナルト！」
「ニシシシッ…遅刻してくる奴がわりーんだってばよ！」
黒板消しをドアの隙間に挟み、意地悪そうな顔をして台から飛び降りたナルトを見て、「ったくもー！」と腰に手をあてる。
「私！知らないからね！！」
「フン…上忍がそんなベタなブービートラップに引っ掛かるかよ。」
ナルトを小馬鹿にした様な表情でそう言ったサスケ君に、「そうよそうよー！」と同意した。
…と、その時。
ガラララッ
「「「！」」」
来たっ！
ドアが開かれ、女の人が入ってきた。
その人の頭の上には、当然落下している黒板消しがある訳で…
バフッ
『…ん？』
見事に、頭に当たった。
女の人の頭で、白い粉が舞い上がる。
「きゃははは！！引っ掛かった！引っ掛かったっ！！」
甲高い笑い声でそう言ったナルトに、視線を向ける女の人。
…と、ナルトを見た瞬間目を丸くした。
？…ナルトも笑い声を止め、女の人を丸い目で見ている。
「…って、Aネーチャン！？」
『あれ？ナルト君？』
…もしかしてこの二人って…
知り合い？
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キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います！！いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします！ (2020年1月22日 21時) (
レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました！！これからも頑張って下さい(*´∀｀*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます！応援しています！ (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います！最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです！ (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラギ | 作成日時：2019年1月2日 22時
