七十ニ話 顔合わせ ページ27
『はぁ！？もう終わったぁ！？』
次の日。
晴れて卒業試験も無事終了したって訳で今日、班員の発表と下忍の説明会がアカデミーで行われる…はずだったんだけど…
『説明会もう終わっちゃったんですか！？』
「あー、はい。一時間ほど前に。…今は多分班員と教師の顔合わせをしている時間かと…」
『マジか…』
アカデミーの前で門番をしていた男性の言葉に、ガクッと肩を落とす。
やっぱり時間ちゃんと見てくれば良かった…
「あのー、名前をお伺いしても宜しいですか？どの班か教えますんで。」
『あ、清水Aです。』
「清水さん…っと」
そう言いながら名簿表を指でなぞっていく門番さん。
「有りました！…清水さんは第七班ですね。顔合わせは教室で行われています。今ならまだ間に合うと思いますよ。」
『ありがとうございました！』
勢いよく礼をした私は、そのまま顔を上げるとダッシュした。
早くしないと顔合わせが終わってしまう！
教室は…ここか？
『よし…着いたぞ…』とゼイゼイ乱れる呼吸を整えながら、そう呟く。
このドアの向こうに同じ班の子達が居るんだよね？
なんか緊張してきた…
一回深呼吸をし、リラックスする。
…よしっ
ドアノブに手を掛け、ガラガラッと勢いよく開いた…と、その時。
バフッ
『…ん？』
何か今頭に落ちた気が…
途端に、視界が真っ白な粉のような物で覆われる。
床にカタンッと落ちた物に目をやると、黒板消しが転がっていた。
「きゃははは！！引っ掛かった！引っ掛かったっ！！」
どうやら私はイタズラに引っ掛かってしまったらしい。
犯人は…
甲高い声で笑う声が聞こえる方に、顔を上げた。
と、そこに居たのは
「…って、Aネーチャン！？」
『あれ？ナルト君？』
いつも見ている、ナルト君だった。
え？もしかして私の班って…
ナルト君と同じなの！？
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キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います！！いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします！ (2020年1月22日 21時) (
レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました！！これからも頑張って下さい(*´∀｀*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます！応援しています！ (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います！最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです！ (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラギ | 作成日時：2019年1月2日 22時
