六十一話 任務 ページ16
『お!リー君じゃん!』
「おはようございます!Aさん」
朝食を食べ終わり演習場に向かうと、リー君が腕立て伏せをしている所だった。
『うーん…なんか久し振りに会った気がする。』
「この前まで長期任務に行っていたので!」
『ああ!それで!』
長期任務か…私も班のメンバーが決まったら任務に行くんだよね。
確か、明日アカデミー卒業試験の合格者が決まり次第、班編成が行われるハズだ。
誰と一緒になるのか…不安というか、楽しみというか…
『そーいえば、リー君の班ってどんな人が居んの?』
「ボクの班ですか?」
『うん』
「えーっとですね…一人は、日向一族の天才で…ボクのライバルです!そしてもう一人は…忍具が大好きな女の子です!」
忍具が大好きな?
面白い趣味だな…
「皆ボクの誇りに思える仲間です!!」
『へー…』
キラキラと目を輝かせてそう言ったリー君に、思わず頬を緩ませる。
きっといい班なんだな、リー君の班。
『えーっと、先生は?』
「ガイ先生ですっ!」
あ、やっぱり?
ガイさんの熱血論についていくリー君が容易に想像出来る。
うーん、他の二人ついてくの大変そうだな…
「Aさんの班にはどんな人が?」
『いやー、それが明後日くらいに発表されるから、まだ分かんないんだよね…』
「…えっ?」
驚いた様な顔をしたリー君。
『…あれ?私が下忍だって言ってなかったっけ…』
「今初めて聞きました…」
『マジか…でも、この前下忍になったばっかだから、実質リー君の後輩なんだよね…私。』
「Aさんがボクの後輩…」
しばらくの沈黙。
リー先輩って呼んだ方がいいのかな?
…なんか違和感が凄い。
195人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います!!いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします! (2020年1月22日 21時) (レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました!!これからも頑張って下さい(*´∀`*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます!!頑張ります! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます!応援しています! (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います!最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです! (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キイラギ | 作成日時:2019年1月2日 22時