五十九話 変化 ページ14
「なーなー、Aネーチャンってばさっきからなにやってんの？」
『…』
「なんかクナイがバチバチ言ってるけど…」
『……』
「なぁってば！！」
『…だぁああああ！！うっさいっ！！』
こっちは修行してんだぁあああ！！
お昼時。
クナイを握ってなんか変なことしている私が気になるのか、さっきから横で話し掛けてくるナルト君。
いやー、なんつーかフツーに…
気が散るんだけどぉおおおおおお！！
『っていうかナルト君、今日アカデミーは？』
「えっ？あ、そのっ…今日は休みだってばよ！！」
『…』
怪しいな。オイ。
冷や汗ダラダラのナルト君をジト目で見る。
「そっ、そんな事より、オレの新術見てくんねぇかっ！？」
『？…新術？』
「そう！新術！」と、なにやら慌て気味で印を結びだしたナルト君。
主人公の新術かぁ…え、面白そ。
少しワクワクしながら、印を結び終わるのを待つ。
「よしっ…おいろけの術っ！！」
『はい？』
なんか名前からしてヤバそうな感じなんだけど…
ボフンッと舞い上がった煙に包まれたナルト君。
やがて見えて来たのは…
「うっふーん」
『…』
ゴツンッ
取り合えず殴った。
「痛ってーっ！！」と変化の術をとき、たんこぶを擦っているナルト君。
今、見てはいけない物を見た気がする。
「殴るのは反則だってばよぉ…」
『ちょっと、卒業試験まであと3日でなんちゅー術開発してんの？君は。』
「どうだったてばよ？オレの新術！明日イルカ先生にやってやるんだってばよ！！」
『……』
かける言葉が無く、変わりに盛大な溜め息が漏れ出る。
先生、ご苦労様。
『じゃあ、私は修行するから…』
「オッス！」
っていうか卒業試験受かる気あんのか？
ナルト君。
なんだか少し心配になった私だった。
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キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います！！いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします！ (2020年1月22日 21時) (
レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました！！これからも頑張って下さい(*´∀｀*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます！応援しています！ (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います！最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです！ (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラギ | 作成日時：2019年1月2日 22時
