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三十二話 写輪眼 ページ34

いや、でも特殊能力ってそもそも何が出来んだ?やっぱ生贄捧げるくらいなんだから凄い能力なのかな?
うーん…火影サマに聞いとけば良かった。


「…でも、色が違うだけで他は普通のチャクラと変わんないみたいだな。」
『え?なんで分かって…って何ですかその目っっ!?!?』
「ん?ああ、コレ?」


カカシさんの方に視線を戻した私は、ギョッとした。
…カカシの左目が、赤かった。

え?充血…じゃないよね?なんか黒い勾玉みたいな模様ついてるし…


「Aチャンにはまだ見せてなかったけ?」
『いやいや!!いつも額宛で隠されてましたし…ていうかホントに何ですか!?その目!?』
「いやー、写輪眼って言うんだけど…」
『写輪眼?』


何処かで聞いたことある名前に、眉を潜める。…あ、アレだ。よくクラスの男子が�開眼ッッ!!�とかいってふざけてたヤツだ。…なるほど、元ネタはコレだったのね。


「説明すると長くなるから止めとくけど、この目一応チャクラを見分ける事が出来んのよ。」
『へえ…』
「で、今写輪眼でAチャンのチャクラを見たんだけど、性質は普通のと変わんなかったから。安心して。」


額宛を斜めに戻しながらそう言ったカカシさんに、安堵の息を漏らす。


「じゃ、修行再開するけど…そうだな。次はチャクラコントロールだ。」
『うげっ、また新しいのが…』
「そう幻滅すんな。コレが終わったら、次はお待ちかねの術の練習だから。」
『私頑張りますっっ!』


全ては術の為!!
気合いを入れながら、『チャクラコントロールって何ですかっ?』と聞く。


「まあ、その名の通り�チャクラをコントロールする�ってこと。」
『チャクラを、コントロール…』
「そ。練り上げたチャクラを必要な分だけ必要な箇所に集める…これが出来れば、チャクラを色々な場面で応用する事が出来るし、術を使うにおいて最も必要な技となってくる。…ま!これが出来れば一人前の忍と言っても過言では無いな。」
『…』


ゴクリと唾を飲み込む。
一人前の忍って…メッチャ難しそうなんだけど。


『えっと…それの練習方法は…?』


恐る恐る聞いてみる。…一人前の忍と言っても過言じゃないって言うほどだから、それ相当の辛い練習なのだろうか?

カカシさんの返答を、固唾を飲んで待つ。しかし、返ってきたのは…


「ん?木登り!」
『…え?』


あまりにも単純な、練習方法だった。

三十三話 木登り→←三十一話 能力



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設定タグ:NARUTO , カカシ , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
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キイラギ - 良い話と言って貰えて嬉しいです!リクエストは少し先の事になってしまうかも知れませんが、この話を完結出来るようバンバン投稿するつもりので、暇潰し程度にでも見てくれれば幸いです! (2018年12月22日 22時) (レス) id: c044f0b226 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 良い話です!最新とミリアさんのリクエスト頑張って下さいね! (2018年12月22日 21時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 応援有り難うございます!頑張りますね! (2018年12月22日 19時) (レス) id: c044f0b226 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 楽しみに待っていますね!頑張って下さいね! (2018年12月22日 18時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - コメントありがとうございます!たくっちのまぃ、調べさせていただきました。この小説に区切りがついたら、丁度他のキャラとNARUTOのキャラを絡ませる恋愛短編を書いてみたいと思っていた所なので、その時に書いてみたいと思います! (2018年12月22日 13時) (レス) id: 9e16dfbd30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キイラギ | 作成日時:2018年12月9日 22時

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