十二話 困惑 ページ13
『…えっ、いいんですか!?』
「うむ。その頬の模様にしろ、銀孤一族のことにしろ、どうも木ノ葉と関係があるようにしか見えないからのォ…せめて一ヶ月間でも良いから、この里に滞在して貰えないじゃろうか。」
『喜んで！…っていうか、一ヶ月以上でも全然！』
てっきり厳しい処罰を受けるかと思ってたんで、火影サマの発言に驚いた。
よかったぁ〜、牢屋じゃなくて。
「…そうなると、移住の手続きをしなければならないのじゃが…お主、何処の生まれかの？」
『日本です』
「！…今、日本と言ったか？」
『え？あ、はい…』
…ん？やっぱ正直に言っちゃヤバかった？
「まさか…そんなことが…」
などと呟いている火影サマを見て、少し心配になってきた。
そう言えば、さっきカカシさんに言った時に日本知らないみたいだったし…
この世界には、日本は存在しないんだろうか？
だとすると、マズイ事を言ってしまったかも知れない…
「…お主はやはり、あの予言の子なのかも知れぬのォ…」
『…え？今、何て？』
「…いや、すまぬ。ワシの独り言じゃ。」
『？？』
なんかメッチャ気になるんだが…
火影サマの独り言に、首をかしげる。
…まぁ兎に角、私の日本発言は納得してくれたみたいだ。
話題を変え、住む所について話し始めた火影サマに安堵の息をもらす。
「もう夜も遅いからのォ…今から宿泊所を探すとなると、時間がかかる…誰かの家に泊めて貰うのが一番良いんじゃが…」
と、そこで火影サマの視線がチラリと横に動いた。
視線をたどった先には、私の隣にいる、カカシさんの姿が。
「…え、オレですか？」
まさか自分に話が振られるとは思っていなかったのか、間の抜けた声を出すカカシさん。
…え、まさかの私、男性の家にお泊まり？
『ちょっと火影サマ、それはまだ心の準備が…』
「？…しかしそうなると、外で野宿と言う事になってしまうのじゃが…」
『うっ…』
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キイラギ - 良い話と言って貰えて嬉しいです！リクエストは少し先の事になってしまうかも知れませんが、この話を完結出来るようバンバン投稿するつもりので、暇潰し程度にでも見てくれれば幸いです！ (2018年12月22日 22時) (
レス) id: c044f0b226 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 良い話です!最新とミリアさんのリクエスト頑張って下さいね！ (2018年12月22日 21時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 応援有り難うございます！頑張りますね！ (2018年12月22日 19時) (レス) id: c044f0b226 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 楽しみに待っていますね!頑張って下さいね! (2018年12月22日 18時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - コメントありがとうございます！たくっちのまぃ、調べさせていただきました。この小説に区切りがついたら、丁度他のキャラとNARUTOのキャラを絡ませる恋愛短編を書いてみたいと思っていた所なので、その時に書いてみたいと思います！ (2018年12月22日 13時) (レス) id: 9e16dfbd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラギ | 作成日時：2018年12月9日 22時
