雲行き怪しい ページ29
「よし、なんとかOKです」
柳田「おっけーですか」
「ごめんなさい、ついてきてもらっちゃって」
柳田「ううん全然、むしろついて行かせてもらってありがとう」
「いやいやそんな…あれ？」
母「あれ！」
「えなんで？」
母「買い物！」
母「マサくん〜！私服もかっこいいね！」
柳田「ありがとうございます笑」
母「2人はなんでスーパー？」
「言ったじゃん、関田先輩のお弁当。材料買いに行くのについてきてもらった」
母「あー！あれ、ももかが来ると思ってたわ」
「ももかが来れんくて、マサ先輩代わりに来てくれた」
母「わざわざこんなとこまで、ごめんねー」
柳田「いやいや全然！！楽しかったです」
母「せっかくだし、ご飯でも食べていく？大したもんじゃないけど」
柳田「え！！いいんですか！！」
母「いいよいいよ！買い物したら帰るから、先家入っとき！」
私に鍵を渡し手を振ってスーパーに入っていった母
「…え？」
柳田「やった、Aちゃん家のご飯！」
ご満悦なプリンスを渋々引き連れて我が家へ
なんでこうなってんだ
家に入り、荷物を置いてソファーに腰掛ける
お弁当の盛り付けを脳内でイメージしていると
目の前で手をヒラヒラ振られてハッとする
「なんですか？」
柳田「ぼーっとしてるから」
「あぁ、お弁当の盛り付けイメージしてました」
柳田「プロかよ」
「あはは」
柳田「今じゃなくていいでしょー」
「そう言われましても」
柳田「だって、俺が帰ってから弁当作り始めるでしょ？明日関田に渡しに行くまでの道と、渡す時と、」
柳田「関田のこと考える時間いっぱいあるじゃん」
「？？」
柳田「だーかーら」
頬をつねられた、痛い
柳田「まだまだ関田のこと考える時間あるんだから、今はいーじゃんって、俺と喋ろうよ」
「あぁ、すみません」
なんとなく理解した
たしかに、マサ先輩といるのに関田先輩の事ばっかり考えて黙ってるのは失礼だな
柳田「滅多にないからねー、こんな機会」
「？あ、2人で話す機会ですか？」
柳田「うん、それどころか、部屋で2人きりとか」
「…あはは」
なんだ、この空気
柳田「独り占めできんじゃん、？」
そう言って笑う
怪しげな含み笑いに、背筋がブルっと震えた
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もも(プロフ) - これって続きどうなってますか？？別アカありますかᐡ߹ - ߹ᐡ (10月10日 6時) (
レス) @page31 id: 2ae5be3ceb (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 楽しみに待ってました！ (2022年7月25日 19時) (レス) id: 5be151f62b (このIDを非表示/違反報告)
るうあ - とても面白くてきゅんきゅんしながら見ています！更新頑張ってください！ (2022年3月30日 17時) (レス) @page22 id: 8bd256138b (このIDを非表示/違反報告)
お餅(プロフ) - 好きです。更新待ってます。 (2021年11月24日 18時) (レス) @page22 id: 28886abf9c (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらっています！セキさんめっちゃ好きです(笑)更新待ってます！ (2021年9月21日 0時) (レス) id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりもり x他1人 | 作成日時：2021年8月7日 5時
