うん、え、俺？

初めての？ ページ17

…








…








柳田「…うんま、」





関田「…まじで美味しい」








「よかった…誰も何も言わないから味付けミスしたかもと思ってめっちゃ脳内パニックでした、、」







食べてから感想が出てくるまでの間がかなり長くて




本気で塩と砂糖間違えたかな？とか考えちゃった





真子「あたしAんち住もっかな」



桜「わたしもー！！」



ももか「安定のうまさだね」




柳田「あー、いいなー」



真子「なにが」




柳田「こんな料理上手なAちゃんの弁当食べて試合に挑めるとかいいなー」





ジロッと関田先輩を睨む。






関田「お前、それはさっき解決したじゃん！」




柳田「けどなんか腹立つー」




真子「なに、Aの弁当？！」



桜「は？関田お前抜け駆けすんなよ！」



柳田「桜ちゃん、口調荒い」



桜「あらやだ」





真子「あたしらもまだ食べた事ないのに…Aの弁当…」




ももか「Aのファースト弁当は関田先輩ってことかぁ」



桜「ファーストキスみたいに言うな」




真子「さくら絶妙に気まずいこと言うな」




柳田「それ言うから余計なんだよ」





私はコントでも見てるのか、、？





「…笑」




ももか「え、鼻で笑われた」



真子「ファースト弁当あたしによこせ」




「全然、いつでも作りますよ」





真子「まじ？それは上がる」




桜「ここで関田が『ファーストキス俺によこせ』って言ったら死ぬほど面白いのに」



関田「お前もう喋んな」




真子「絶妙に気まずいラインをさらっと攻めるプロ」





柳田「Aちゃんが1番気まずそう」





「…あは」






ももか「いやでもファーストキスは割とまじで奪いに行ってみてはどうでしょうか」




柳田「まだ言うか」




ももか「えへへ」




柳田「…あれ、てことは」





桜「Aちゃんファーストキスまだ？！」




真子「まじで！？来たじゃん関田！！！」





関田「ちょちょ、おかしいから」




2人とも揃ってる場でこんなにいじってくる人たち他に居るか？




私は関田先輩の事気になってるけど、相手がそんな事ない場合この会話は致命的




「はい！！いいからこの話終わりましょ！！ご飯冷めます！！」








ももか、あとで覚えとけよ

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