お弁当 ページ16
関田「普段料理すんの?」
「そうですね、結構!」
関田「なんか、こう、悪い意味じゃなくて…こんな高級マンション住んでるからお手伝いさんとかいんのかと思った」
「お手伝いさん一瞬雇うか両親が迷ってたんですけど、私が断ったんです。やっぱり自分で家事とかするのって大事だなって笑」
関田「へぇ、、偉いね、!」
ばちっと目が合う。
あぁ、なんだろう
1つしか変わらないのに、圧倒的な年上感。
骨抜きにされてしまいそう
関田「俺も最近料理できるように練習してるんだけどさ、難しくて笑」
聞いてみれば、お母さんの負担を減らす為に普段の弁当を自分で作っているらしい。素敵だ。
関田「初めて作った時とかさ、マズすぎて。マサに一口食べさせたらあいつペットボトルの水一本飲み干したもん笑」
「そんなことあります!?」
関田「やばいよな笑」
関田「Aちゃんは?弁当」
「私も自分で作ってます!」
関田「まじ?絶対美味しいじゃん」
「どうでしょう。一回卵焼きめっちゃ焦がして、ももかが食べて悶絶してましたよ」
関田「俺とおんなじような事してんの笑」
失敗したら絶対友達に食べさせたくなるよね、わかります
「その時以外は全然食べられるレベルなので安心してください」
関田「食べてみたい」
「へ?」
食べて、みたい?
私の弁当を?
関田先輩が?
関田「今度の大会、超大事な試合だからさ」
関田「その時…作ってきてほしい。」
あ、忙しかったらいいよ?!と笑いながら私を見つめる。
「あ、、私の弁当なんかでよければ、、ぜひ、」
関田「まじ?!うーわ、超頑張れる。楽しみ!」
あぁ、もう、骨抜き。
柳田「えー、いいな、俺も食いたい」
いつから居たんだ
関田「お前いつの間に…」
柳田「Aちゃん、俺にも作ってきてよ」
関田「は?無理だし、俺だけ!」
柳田「お前のくっそまずい弁当食べさせられたのまだ根にもってるぞ」
関田「…じゃあ一口だけ、一口だけ分けるから」
柳田「仕方なし、それで許してやる」
ももか「ただいまでーす」
桜「おっそ、大の方?」
関田「お前なぁ、女子がそんなこと言うんじゃねえよ」
ももか「いや、ずっとケータイ触ってました!」
いやそれもおかしい
真子「お腹すいた!」
「あ、もう卵包むだけなんで!」
全員、食卓へ移動。
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もも(プロフ) - これって続きどうなってますか??別アカありますかᐡ߹ - ߹ᐡ (10月10日 6時) (レス) @page31 id: 2ae5be3ceb (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 楽しみに待ってました! (2022年7月25日 19時) (レス) id: 5be151f62b (このIDを非表示/違反報告)
るうあ - とても面白くてきゅんきゅんしながら見ています!更新頑張ってください! (2022年3月30日 17時) (レス) @page22 id: 8bd256138b (このIDを非表示/違反報告)
お餅(プロフ) - 好きです。更新待ってます。 (2021年11月24日 18時) (レス) @page22 id: 28886abf9c (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらっています!セキさんめっちゃ好きです(笑)更新待ってます! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もりもり x他1人 | 作成日時:2021年8月7日 5時