うん、え、俺？

マックドナールド ページ12

桜「あぁー、お腹すいた」



ももか「え、そう、うちら昼ごはん食べてないじゃん」



真子「それな、思ってた」




柳田「そうなの？」



真子「昼食べてたら試合間に合わないからさ」




柳田「まじ？マックでも行く？」



ももか「うわ！マック食べたい！」


桜「マサ先輩とマック…マサ先輩と…」



真子「いいね、Aは？」



「あ、行きます」




柳田「関田ももちろん行くよな〜？」



関田「あ、うん」




そんなこんなで、駅近のマクドナルドへ





真子「はー、やっぱチーズバーガーだわ」


ももか「いや、てりやきチキンしか」


桜「エビフィレオが一番おいしいよ！！」



柳田「バーガー食べながら不毛な争いすんな」



真子「へいへい」




あ、そういえばお母さんのLINE返ってきたのか見てないな



そう思って携帯の電源を付けると





母［あら、じゃあももかちゃんとかも一緒？］



母［1人寂しかったらお友達呼んでも良いからね、お泊まり会するならクローゼットから布団出して］







という通知。






ももか「…え、お泊まり会？したい」





隣で勝手に私のスマホを覗き込んでいたももかが呟く。




真子「なになに？お泊まり会？」



桜「聞き捨てならん！」





「あ…その、うち今日両親とも仕事で帰ってこなくて、母から寂しかったら友達呼んでお泊まり会していいよってラインが」





真子「はい行きまーす、即決」



桜「あたしもー！！行きたい！！」



ももか「まあももかは行くに決まってる。」





今日は寂しくない、！





「ほんとですか？やった！」





真子「…かわいい」



真子「いまめっちゃ嬉しそうな顔だった。可愛い。」




柳田「うん、今のは可愛いわ」






柳田「ていうかなに、楽しそうなんだけど。俺も行きたい」




ももか「さすがに男子も泊まるってなったら親も止めるんじゃない？」



真子「聞いてみなよ、ダメって言われたらマサ残念〜ってわけで」


　
母に
［マサ先輩と関田先輩も来ていい？男の先輩だけど］
と送ってみる。



柳田「聞いてくれんの？やった、関田も行こうな」




関田「いや、俺は悪いよ…」




真子「何言ってんだ、マサ1人女の園に放り込むつもりか？」


柳田「行こうよ」




関田「えー、…いいの？」




バチっと目が合う。





「あ、私は全然、！！」




ﾌﾞｰｯ


母［マサ先輩と関田先輩って、え？プリンス柳田とセッター関田？］

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