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スっと大きな手が私の顔に伸びてきた
『ッ牛島君!?』
彼を見上げると、思った以上に優しい表情をしていてビックリした
そして大きなゴツゴツとした掌で頬を撫でられた
「……俺は、お前を全国に連れて行きたかった。お前はこの3年間、白鳥沢のマネージャーとして良く働いてくれた、お前が居たから俺たちも練習に集中して取り組むことが出来た」
『……大袈裟だよ牛島君』
「大袈裟ではない、事実だ」
それに、と彼は付け加えるように言った
「大切な人の笑顔を見ていたいと思うのは、いけないことか?」
『…………ぇ』
「「「ハアァァァァ!?!?」」」
後に牛島のこの発言は『牛若爆弾発言事件』として、バレー界で語り継がれることを
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作者名:迫。 | 作成日時:2018年5月19日 2時