少女 ページ4
「なんで......」
絞り出すように出された声は震え
頬には汗が伝っていた
「冨岡さん?」
胡蝶の声も耳に入らぬのかただ呆然と少女を見つめる冨岡
少女は見向きもせずにただ庭を見つめている
「義勇? どうかしたのかな?」
「...い、いえ申し訳ありません」
ひとつ息を吸い込みいつも通りの表情へと戻る
柱たちは冨岡の動揺ぶりに疑問をうかべたが
御館様が口を開いたことにより再び耳を澄ませた
「この子はね親が鬼に変えられちゃったんだ」
ここまでならまだ聞く話だ
親が鬼に変わり襲われる
しかしその後の話は柱のド肝を抜いた
「その時にねこの子が鬼を倒したんだ」
ざわっと波紋が9人のあいだで広がる
鬼は陽の光を浴びるか特殊な刀で切るしかない
この子供が朝まで鬼から逃げたとは考えられない
しかし斬ったということもありえない
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悠(プロフ) - シユンさん» シユンさんありがとうございます!ちまちまとお話は書いているのでなるべく更新できるよう頑張ります! (2019年11月17日 20時) (レス) id: 527f8ba369 (このIDを非表示/違反報告)
シユン(プロフ) - 続き待ってます! (2019年11月17日 19時) (レス) id: 1b6313f69d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠 | 作成日時:2019年11月17日 13時