体質 ページ16
「まず、私は元鬼殺隊です 冨岡様の一代後輩ですね。」
「やはりか」
ぽつりと冨岡が漏らした言葉に頷き
再び視線を戻す
「私は鬼舞辻無惨により鬼となり親を集落を襲いました
そして...冨岡様によって討伐されました」
そこで言葉を切るA
多くの疑問が残る中誰一人口を挟めなかった
「本来ならそこで死んでいたはずです
しかし私は元々特異質だったためか体は朽ちても意識...魂は残っていました
それに目をつけた鬼舞辻により私は赤子の体に魂を入れられ生き返りました」
今でも覚えている
人を喰らった感覚
あの男により他人の命を奪ってまで体を得たこと
Aは無意識に体を抱きしめていた
「あの刀は生前私が使っていたものです
私は霞の呼吸の使い手です」
ふっと一息つくA広間は時が止まったかのようにただ葉を揺らす風の音だけが聞こえていた
初めに口を開いたのは煉獄
「それよりなんで太陽の下にいれるんだ?」
「恐らく私の体自体は人間だからじゃないでしょうか?鬼の力はまだこの体では目覚めていないので」
「なら血は飲まないのか?」
「基本的には食事や睡眠で回復します
でも新月の日や大怪我を負った場合は血が必要ですね。そんな時は屍人から拝借してます」
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悠(プロフ) - シユンさん» シユンさんありがとうございます!ちまちまとお話は書いているのでなるべく更新できるよう頑張ります! (2019年11月17日 20時) (レス) id: 527f8ba369 (このIDを非表示/違反報告)
シユン(プロフ) - 続き待ってます! (2019年11月17日 19時) (レス) id: 1b6313f69d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠 | 作成日時:2019年11月17日 13時