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宝石 ページ9
「もうあれは見ましたか？」
「いえ...人が多く残念ながら」
あれ とは今回の目玉である��人魚の涙��
のことだろう
輝くネックレス。その中心には雫型の天然真珠。その美しさは価値すら付けられないとまで言わしめた
クロロが今回協力したのもこれを奪うためである
ビネッツェはネックレスを持ってくると
A首にかけた
次の瞬間 辺りは闇に包まれ悲鳴が飛び交う
『
暗闇に生じてネックレスをコピーし本物を隠し持つと偽物を首にけあかりが回復するのを待った
しばらくするとあかりが戻り人々の顔に安堵の色が浮かんだ
「レナ」
「...! ビネッツェ様どうもありがとうございました」
ネックレスを返し優雅にお辞儀をしAはクロロの元へ向かった
「どうだ？」
「ん、出来た」
Aは絶を使い気配を消すとビネッツェの元へ戻り首筋に細い針をさした
かすっただけでも死に至る猛毒が塗られた針だ
ビネッツェの体はゆっくり傾きドサッという音とともに倒れた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
レナ というのはパーティーに参加する上での偽名です
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作者名：悠 | 作成日時：2019年10月30日 23時
